観戦記録

力の差を見せつけられるか? ホルヘ・リナレスvsメルシト・ゲスタ

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リナレスはマイキー・ガルシアやワシル・ロマチェンコの名前を上げていますので、負けられないどころか苦戦も許されず彼の良さだけを見せなければなりません。
ゲスタはフレディ・ローチ門下です。リナレスとはスパーリングをしたことあるようなので始めて対面するよりいろんなことをお互いにしっているはずです。

ゲスタを知らない人はまずこっちをみて、勝敗を予想してみてください。
パッキャオに続くと期待されただけはあります。

リナレス

ゲスタが初回から突っかかっていき、強引な攻撃を見せますが、リナレスは冷静に捌きます。
2ラウンド以降もゲスタは臆せずガンガン行きます。パッキャオしかりフィリピン勢のこの勢いは日本人も見習う必要があります。
リナレスはやや慌てながら対処する場面も多いです。

リナレスはカウンターは速くて危険ですが、自分から仕掛ける時は殆ど芸がありません。
ジャブを下に見せて上に右。基本はこれなので、そんなに強力ではありません。
一見ジャブは突いていますが、攻撃のためではなく相手を誘い出す使い方です。

リナレスはドネアと同じ問題を抱えています。カウンターは一級品ですが、先手を取り自ら仕掛けられない。
一向に改善されません。
守りに関しても足を残したまま上半身だけで交わそうとしますので簡単に距離を詰められるし重心はガタガタになります。

足を使って外してた時はカウンターに体重が乗っていますが、訓練して無意識にという感じはありません。
足を止めてカウンターで迎え撃つスタイルを練習し構築していますが、彼の向かうべきマイキーガルシアや特にロマチェンコ相手に足を止めると命取りになりかねません。
今回は徹底したホールドでゲスタの攻撃を阻止しましたが、ビッグネームとの対戦までに早急な改善が必要です。

ゲスタは攻撃はリナレスより優れています。右ジャブで相手の動きを一瞬とめたり、重心を崩した後に左を振ってきます。
打ち方を見る限り右利きのサウスポーでしょう。左は相手の動きを止めるのに使い、右のパンチに自信を持って振ってきます。
ただ距離を詰めたもののパワーパンチの連打なので疲れる前に一息つくために自分から距離を置いたり、ゆっくりと離れていくリナレスを追えません。もったいないです。
軽いパンチでリナレスの動きを止めたり、重心を崩した後に強打すれば効率的にダメージを与えられたと思います。

技術的にはどちらも穴のある選手同士でしたが長所も多く、何よりゲスタの豊富なアクションにリナレスが応え、攻防が目紛るしく入れ替わる良い試合でした。
リナレスは相変わらず軸のくずれないパンチの打ち方とコンディションは素晴らしく最後までハンドスピードは落ちませんでした。

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