観戦記録

また体重超過 オスカー・バルデスvsスコット・クイッグ

体重超過のスコット・クイッグ

またですか…1.3kgの体重超過。
最近跡を絶ちませんね。

世界タイトルの権威がなくなってしまった結果、勝ちを優先する傾向が強まっています。
最低限のルールを守らない選手も当然悪いですが、諸悪の根源は団体と業界です。
選手を使って稼ぐ彼らは利害関係から罰を与えられません。

選手は今と将来の生活がかかっていますから、勝ちに徹する選手がいるのも当然です。
ここでプライドと今の生活を天秤にかけて、生活をとったに過ぎません。
プライドでは食えませんから。

勝ち続ける利得の方がベルトを手に入れる利得を上回っています。

しかし、体重を守らないと事故の危険がありますから、各タイトル団体と業界は選手の罰則を強化しなければなりません。
金のためにではなく選手を守るためです。
それは結局は業界自らを守ることにも繋がります。

今回日本のJBCはルイス・ネリの日本での試合を禁止しました。
世界タイトルの団体も除名するくらいの覚悟が必要です。

強打者対決、バルデスvsクイッグ 勝つのはどっちだ

バルデスのホーム、クイッグは倒さなければなりません。
そしてバルガスはビッグファイトへ向けて力を示せるか。

初回からクイッグは自分のやることを分かってます。プレッシャーをかけてビッグパンチを狙います。

少々の被弾は想定範囲内という感じで、もらいながらも少しも動じずゲームプランを実行していきます。
しかし攻撃が断続的でバルガスの手数が上回っています。
井上やゴロフキンのような強いジャブかインサイドでの執拗さが必要だと感じます。
バルデスが離れると練習の癖なのか仕切り直し、ガードを固めて様子見してしまいます。

回転力ではバルデスがうわ回りますが、スコットの意思が固くなかなか下がらせられません。
バルデスはアウトボクシングなのかファイトなのか微妙な戦い方で、クイッグに対して何が有効なのかはっきりしません。

でもバルデスのボディーはいい角度で食い込んでいます。

バルデスのキャリアは終盤に差し掛かっている

バルデスは良く練習しているのでしょう。
力を込めて振っていても、簡単には疲れませんでした。
きっとコンディションは良かったと思います。
しかし、やはりスターの実力はありません。

日本の三浦と戦ったフランシスコ・バルガスのように激闘が続き、心身ともにキャリア終盤のような痛めつけられ方です。
バルデスのキャリアはあと数戦なのかもしれません。

力不足の選手をスターに仕立て上げようとするので、ダメージがどんどん蓄積される割には評価は上がりません。

実力的にそうせざるを得ないバルデスとバルガスの健康が心配になります。

彼らのマネージャーは今後の彼らの身の振り方を熟考し引退後も健康に暮らせるキャリアを作っていくべきです。

クイッグは鼻を折られ、さらに左のまぶたを切り裂かれました。
代償としてバルデスは顎を破壊され前歯を失いました。
バルデスは毎試合甚大なダメージを抱えます。
体重超過の影響も間違いなくありますから、事故が起きる前に厳罰化しましょう。

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