観戦記録

スティーブンソンvsグヴォツディク 1発のロマンか堅実な積み重ねか

初回グヴォツディクはスティーブンソンのパンチに敬意を払い左右動き左に的を絞らせません。
素晴らしい心がけ、この動きを維持できるか。
プレッシャーをかけるスティーブンソン。最初の右にはスピードがありコンディションは良さそう。
グヴォツディクのフットワークや長身にスティーブンソンはなかなか距離を詰められません。
顔面は遠いので下を狙いたい場面です。

2回にはグヴォツディクが慎重に前に出る場面が増えました。
スティーブンソンは左のカウンターを返していきます。浅くグヴォツディクをとらえます。

3回の開始のベルと同時にダウン。しかしレフェリーはスリップと判断。
グヴォツディクは手応えを感じていたのか攻勢をかけます。
スティーブンソンはそんなにダメージ無さそうで落ち着いたら危険なパンチを返してきます。

4回はスティーブンソンが踏み込んで左を狙っていきます。
少し危険な香りが漂います

5~7回からスティーブンソンが少し疲れたようにも見えます。
5ラウンド終盤にボディーブローは効果的に見えましたが単発。このパンチは効果的に見えましたが多用せず。左のストレートにこだわります。
逆にグヴォツディクはスティーブンソンが落ちてきたので動きが増えてきました。
もっと打ちたい。

ペースアップしたグヴォツディクがコツコツダメージを積み重ねていきます。
スティーブンソンは騙し騙しやっていましたが、右ストレートを効かされ一気に攻めこまれて力尽きました。
11ラウンド、敵地で判定なら負けになる試合でしたが見事。集中を切らさず待ち続けることができました。

スティーブンソン、この年でここまでやれるのはボクシングに情熱を捧げられたからでしょう。この年齢なら一気に落ち込むものです。
高いモチベーションがなければトレーニング量を維持できません。
スティーブンソンは見事に精神で肉体を克服していました。

いつもですが左のストレートに拘り過ぎ、当たるもにも当たりません。
戦略上、理論的には左ストレートの頻度を落として右やボディーを増やすと左が当たる確率が高まります。
ボディーパンチや右フック、左カウンターも効果的に見えました。
左に対する信頼が過信に変質していたのかもしれません。

コバレフやスティーブンソン、この階級の主役になれたかもしれない選手でしたが結局政治に左右され戦わずに幕をおろしました。
残念です。

ようやく王座交代しましたね。
ロマチェンコ、ウシクに続き王者になったグヴォツディク。ロマチェンコは3階級制覇、ウシクは4団体統一、まだまだ追い付けていません。
この階級の王者はビボル、ベテルビエフ、アルバレスと強力な王者が揃います。

グヴォツディクの進路に注目。

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