ボクシングについて

ボクシングファンなら知ってることですが、ボクシングを井上尚弥や村田諒太の試合で知ったという方の為に。

ボクシングのルール

両拳での殴り合い

両拳で殴り合います。
シンプルに拳だけしか使ってはいけません。
禁止です。
蹴りや頭突き、肘打ち、裏拳(バックハンド)は禁止です。

そして殴っていいのはベルトライン(腰)より上の前面のみ。
後頭部や背中、腿などを殴るとレフェリーに注意され悪質な場合は減点もあります。
でもよく見るとクリンチしながら腿殴っていたり、意図的に見える頭突きをしたり、ロープを掴んで逃げ道を塞いだりと色んな選手がいるのでこの辺に注目するのも面白いかもしれません。

キックボクシングや総合格闘技と違い、ボクシングはある意味では上半身だけ守っていればよく、レベルの高い選手同士の戦いになってくるとディフェンスがほとんど崩れることがないのでなかなかヒットしません。
なのでボクシングは相手の横や背後に回り込んで横から攻撃するためのフットワーク、相手にパンチを出させてガードの空いた隙狙い打つといったフェイントなどの駆け引きやカウンターの技術も発達しています。

勝敗の決着方法

ボクシングは基本的に3つの勝ち方があります。
一つはパンチによるダメージによりどちらかが10秒以内に立ち上がれなかった場合、ノックアウト(KO)によりその相手を殴り倒した方か勝ちとなります。

これは最近はほとんど見られません。
脳震盪により10秒間立ち上がれないほどダメージを受ける前にレフェリーが試合をストップすべきという風潮があります。
事故を減らそうという業界の努力です。

2つ目はレフェリーストップ。
これが最近のKOの主流です。
どちらかの選手が一方的に殴られるなどレフェリーに危険と判断された場合に試合がストップされ、レフェリーが勝者を決定します。

安全志向の高まりによって最近は比較的早くレフェリーは試合を止める傾向にあります。
ガードを固めて一発逆転を狙っている場面でもレフェリーが試合をストップしてしまって、試合の後にそのストップは妥当だったのかというような議論になったりします。
また海外だと「ストップ」がKOの代わりに使われて、「アイツをストップ(KO)してやる」のいうようにも使われたりします。

現在のKOはほとんどこれです。

最後が判定。
KOは分かりやすくていいんですが、判定は度々議論起こします。

リングサイドに座って試合を観察しているジャッジが各ラウンド毎にどちらかの選手にポイントを振り分けて規定のラウンドが終了とともに集計し、結果を出します。

この採点の方法が10ポイントマストシステムと呼ばれ、時に議論の原因となります。

採点はまず減点方式で選手を評価します。
優勢の選手が10、劣勢の選手が減点され9で10-9となります。
ダウンをしたりそれに近いとジャッジに判断された場合にさらに一点引かれて8、10-8となります。

テンポイントマストの名前の通り必ずどちらかに10をつけなければなりません。
9-9や9-8はいけません。

あまり知られていませんが、10-10も実はOKです。
ただこれの方法はあまり、というか実質運用されていません。
タイトルマッチなどでは必ずどちらか一方にだけ10をつけ10-10はやめようと推奨されているようです。

劣勢の基準は?

採点の基準はリングジェネラルシップ、積極性、クリーンヒット、ディフェンスです。
これを総合的に評価して点数をつけます。
が、ここで問題なのがジャッジによってどの部分を重要視するのかで採点が大きく変わってしまうのです。

例えばクリーンヒットを重視するジャッジと積極性を重視するジャッジがいたとします。

一生懸命攻めて相手の10倍パンチを出してヒットを一発奪った選手、殆ど何もせず2発当てた選手。

12ラウンドの採点結果は大きく異なります。
一人は積極的な選手を評価して120-108、一人はクリーンヒットを多く奪った選手を評価して108-120と同じ試合が数字の上では真逆の結果になるのです。
ここまで極端なことはあまりありませが、同じ試合を見ていたジャッジの採点が全く異なるとうことは日常茶飯事です。
またファンが持った試合の印象とジャッジの判定の結果が大きく乖離することがあり、ネットで大荒れする試合もありますね。

特にビッグファイトと呼ばれる大きな試合になるほど色々な思惑が絡んで謎の判定が行われたりします。

海外だとボクシングはギャンブルの対象です。
お金をかけているファンは当然ブチ切れるわけです。

また他にも人気選手のホームで戦った場合、パンチが当たる度に大歓声が起こります。
「うわー見てなかった。ボーッとしてたなあ…でも大歓声が起きているからポイントつけとこ」
ということも起こってしまうわけです。

なので相手のホームで戦ったアウェイの選手はKOしないと勝てないとけ言われるわけですね。
ジャッジによって採点の基準が異なると既述しましたが、これも悪用されることがあります。
中には最初から勝者が決まっていたかのような、慌てて帳尻を合わせたかのような採点もありボクシング人気の足を引っ張っている面もあります。

PFP(パウンドフォーパウンド)

ボクシングですべての選手の体重を同じにした場合、誰が強いのかという議論。

toe2toe - とぉとぅとぉボクシング
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https://fight-info.work/2019/11/18/%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%ae%e3%83%9c%e3%82%af%e3%82%b5%e3%83%bc%e8%aa%b0%e3%81%a0%e3%80%80my-pfp/
No boxing No life

ボクシングの始め方

最近は都内だと暗闇ボクシングとか駅前にフィットネス感覚で始められるボクシングジムも多く、昔の空手の道場のようなイメージはなく気軽に始められるようになったイメージがあります。
アジアやアメリカの格闘技資本が入ってきているので今後は日本のフィットネスも多様化していくと思います。
ボクシングに絞る必要もなくボルダリングとボクシングを掛け持ちするなんてことも当たり前になるかもしれません。

ボクシングオタクの私が言うのもなんですが、生涯スポーツとしてボクシングを選ぶのも悪くないと思いますよ!

ベルトの乱立について

文字数が膨大になってしまうので分割します。

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