スポンサーリンク

ボクシングの階級と減量について

スポンサーリンク

階級について

ボクシングの減量

プロボクシングの計量は試合の前日に行われます。
その時に規定の体重内に収めれば、試合の当日はどれだけ増えても問題ありません。

世界タイトルのIBFは試合の当日にもう一度体重を計測し、規定の体重から10ポンド(約4.5kg)に収めるという当日計量のルールがあります。
ただその後試合時までに増やすことができます。

元々は当日計量を行っていましたが、死亡事故などを防ぐ目的で前日の計量に変更されました。

しかしこの前日計量のルールを悪用する選手が現れるようになってきたんですね。
水抜きやリバウンドとか日本では呼ばれますね。
海外だとディハイドレイションやリハイドレイションと呼ばれます。
意味は全く同じで脱水することです。

計量のあるスポーツでは今や当たり前となっていますが、計量当日までに限界まで水分を絞り出し、体をカラッカラの煮干しのような状態で計量します。

計量が合格したら翌日の試合までに限界まで体重を戻します。
筋肉や脂肪と違い水はあっという間に吸収され大きく体重が増えます。
まあ多少の水抜きなら仕方ないかなあとも思いますが、当日10kg以上戻してくる選手も少なくありません。

水分は筋肉の中に殆どが蓄えられていますので、筋肉量が多くでかい選手ほど増量幅が大きくなります。
試合の当日は2、3階級体格が違うなんてことも当然起こります。

コンタクトスポーツは体重がものを言う場面も多く選手もそのチームも勝つため手段は選んでいられません。
命がけで少しでも有利に試合を進めます。

水抜きが流行りだしてから死亡事故が増加したとのニュースも見ました。
でもコンタクトスポーツはでかけりゃでかいほど強いという先入観は間違いなくあります。
この辺は業界を上げて取り組んで行かないとある日ボクシングを揺るがしかねないと思います。

日本人の平均と階級の比較

大体成人男性は身長172cm、体重は60kg前後です。
減量しなければ階級的にはスーパーフェザー級からスーパーライト級程度になります。
もし水抜きをしたとするとおよそ5kg戻ると仮定してスーパーバンタム級からスーパーフェザー級くらいがボクシングにおける日本人の平均的な体格と言えるかもしれません。
この辺の階級が日本の最激戦階級と呼ばれる所以ですね。

例えば日本では最重量の日本タイトルがあるミドル級の選手となると想像より大きく見えると思います。
体格の分、水抜きによる増量幅も増えますので試合時には78〜80kg以上の体格があります。
身長は180cm以上、180後半で190cm近い選手もいて、日本国内だと大男の部類になります。

適正階級について

ボクシングには最もパフォーマンスのいい適正階級があります。
ただそれは試合の前に分かるものではなく、試合をしながら見つけていくものです。

井上尚弥はライトフライ級の時よりスーパーフライ級の方が、またスーパーフライ級よりバンタム級の方が力強く素早く動けるように見えます。
なので、減量すればするほどパフォーマンスが上がるというものではありません。

バンタム級で無敵だったドネアは一回級上げるごとにパフォーマンスか落ちていきました。
もちろん人気階級のフェザー級に近づくにつれて競争力が高まったという要素もあるはずです。
それでもスーパーバンタム級以上では微妙なパフォーマンスだったドネアがWBSSバンタム級トーナメントで大活躍しました。

井上尚弥とノニト・ドネアの試合で階級制の意味を再認識しました。

toe2toeのYouTubeチャンネル
toe2toeのYouTubeチャンネル
スポンサーリンク
とぉとぅぉとぉをフォローする
toe2toe – とぉとぅとぉボクシング
タイトルとURLをコピーしました