ウェルター級の勢力図
クロフォードは乱れない
上背は変わりませんが厚みなどの体積ではホーンが上回っています。
しかしクロフォードも筋力トレーニングの跡が覗える体つきでスピードはライト級時代よりむしろ上がっているようにすら見えます。
パワーにかんしても破壊的とまでは行きませんが、十分に感じさせ、天才的なタイミングで補強されるとウェルター級でも通用しますね。
ホーンはやっぱり反則上等タックル、レスリング、頭突きとにかくパッキャオ戦のように掻き乱そうとしてきます。
その相手にクロフォードはクリーンなボクシングで対抗。初回の終了間際にカウンターで捉えるなどやはり超上質な才能です。
ホーンのホールドに対してもしっかり腕を抑えてこの場面ですら集中し支配力は失いません。
各ラウンドに明確なクリーンヒットでポイント、ホーンの体力を奪います。
そして8ラウンドホーンのダメージを測ると一気に畳み掛けてホーンを痛めつけます。
クロフォードが本気をだすとホーンには彼のスピードや正確さになす術はありません。
安全運転なだけでもっと早く倒せるはずです。
狙い撃ち状態になり遂に9ラウンドレフェリーがホーンを助け出しました。
クロフォードはボディー攻撃も上手い。もっと見てみたいです。
次の相手は誰
トップランクはこの階級の持ち駒がありません。
誰だ次は。
トップランク所属で考えると豪腕カバリアウスカスとの試合をみたいですね。
彼の凄まじいパワーを封じ込めるか。
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