23歳カルバノフの16戦目です。彼はロシア人ですがアマチュアの教育課程を受けたわけではないので、ロシアのエリートのような高い基礎はありませんが身体能力は高く期待されています。
最近相手のレベルが上がりKOできません。
前回は微妙な試合でした。
相手はベネズエラ人のファン・ロドリゲス。
この時15勝14KO無敗。戦績はいいのですが身長が170cmしかなくカルバノフとはフィジカルが違います。
今日は相手が小さくガードを上げてゆっくり近づいてくるのでジャブ伸ばしたり速い右を連打したりと今日はやりやすそう。
ロドリゲスは打たれながらもアップセットを狙って危険な距離で思い切りパンチを振ってきます。
カルバノフは連打にカウンターを狙ってきますが、その瞬間顔面ががら空きだったり体が開いたりするので、この瞬間を狙えるか右のダブルや左のダブルなどタイミングを変えられる相手には普通に食いそうです。
毎試合良くなっています。
しかし現状彼がハードやチャーロに勝てるかと言われれば確率は低いでしょうね。
ムンギアはどうでしょう。
難しいかなあ。ムンギアはあのパワーを12ラウンズ維持できますしらカルバノフがあの迫力に耐えられるかも未知数。
今日のように戦うとムンギアの波状攻撃にやられるイメージが頭に浮かびます。
コメント
マゴメド・クルバノフ(Magomed Kurbanov)(ロシア)
2008年度世界ジュニア選手権バンタム級優勝(アマチュア)
横から失礼しますが、2008年優勝のクルバノフは、「ブラックライオン」のクルバノフとは、別人です。前者の方は、最近になってプロデビューを果たしましたが(フェザー級でです。事実boxerecにも登録されています)、それまではおもに「WBS」で、確かアゼルバイジャンのチームで長らく活躍しておりました。
しかし、確かに間違えやすく、ややこしいですね。