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アンソニー・ジョシュアvsジャレル・ミラー 6/1マディソンスクエアガーデン ジョシュアが見据えるはワイルダーの首

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ジョシュアのアメリカ制圧が開始

ジョシュアvsミラー

このブログでは少し前に試合展開や結果の予想を垂れ流していますが、正式にDAZNが発表したようです。

アメリカのヘビー級代表はワイルダーです。
その次はこの男、ミラー。
ボクシング界最重量。
上限を設定していないヘビー級において体重のアドバンテージを最も享受しています。
ミラーの体重はパワー、耐久力において彼を助けているでしょう。

対するジョシュア、イギリスでは最も有名なアスリートであり、ロンドンでの知名度はほぼ100%。
イギリスが誇るスーパースターです。
ここ最近はデビュー当時の凶暴さを削ぎ落とし、倒し屋から洗練されたボクサーへと変貌しつつあります。
発言や試合内容から知性、勇気、カリスマを感じる未来のボクシングアイコン。
今はマイク・タイソンですが、いつの日かボクシングと言えば、ジョシュア。
そう言われる日がくるかもしれません。

これはジョシュアにとって前哨戦に他ならず、狙う首はその先。

ヘビー級に残された最後の椅子。
その王座に鎮座するワイルダーこそ、ジョシュアの本当の戦いです。

ジョシュアの強さ

クリチコ戦以後、体格とそれに似つかわしくないスピード、技術を駆使しアウトボクシングにスタイルを変え始めています。
でかいくせに足も速く動く。

ミラーはジョシュアのパワージャブを掻い潜り近づかなければなりません。

ジョシュアが走るは地獄の道

ミラー
AJはミスを犯した。
俺のホームで戦うなんてな。
アメリカ市場の開拓のつもりだろうが、俺の為にベルトを運ぶ仕事になる。
この試合は例えるなら闘犬だ。
でかい歯形をつけてやる。

俺が追い続けてきた試合だ。
6/1の為に俺は生まれてきたんだ。
俺の夢を運んで来てくれるジョシュアに感謝したい。

地獄。6/1、AJのいる場所だ。

ジョシュアvsクリチコ

Anthony Joshua v Wladimir Klitschko | Full Fight! | 29th April 2017

クリチコは普段の速さの2倍でリズムを刻み前後に跳ねながら軽いパンチを伸ばしていきます。
足場を固めるパワーパンチは一切捨て軽いパンチを徹底。

この試合の生命線はテンポとフットワークだとクリチコの豊富なプロ、アマのキャリアがそう判断したのでしょう。
ジョシュアはクリチコの巨体が軽快に動くのに動揺したのか動きを止めてクリチコの動きを見てしまいます。

どうにかクリチコの動きを止めたいジョシュアのパンチには力がこもる。
しかしほぼ静止した状態からの動きは読まれやすく、クリチコは容易く対処できます。

どうしても動きを止めて観察してしまうジョシュア、よりやり易くなるクリチコという循環。
緊張した時その場で止まって観察しようとするのは動物の本能です。

ライオンは狩りで緊張した場面では動きを止めます。
その方が対象に気がつかれにくく狩りの成功率が上がるからです。
シマウマは肉食獣の気配を感じたら静止して周囲を観察します。
相手の位置を特定する前に逃げ出せば、逆に敵に向かっていき危険を招く可能性があるからです。
動物は緊張すると静止します。
これは生存競争によって遺伝子が獲得した、植物で言うところの傾性。
行動に与えられる生存価です。
しかしボクシングにおいて、これは悪癖となります。

直線的で踏み込みが単発のジョシュアは軽快なクリチコを追えません。
5ラウンドにダウンを奪うも主導権を奪えない。
緊張し力みながらの攻撃でスタミナを浪費しました。

この場合ジョシュアはクリチコに負けない程度のリズムを刻み動いたほうがいい。
クリチコは普段より早いだけでそんなに早いリズムではありません、やればできるレベル。
これはロマチェンコに対してペドラサがみせた速い動きへの対処法。

ボクシングでは圧倒され、レッスンを受けるジョシュア。
しかし5ラウンドと11ラウンドの爆発。
私はここにジョシュアの強さ、知性、覚悟を感じました。

圧倒的ホームの会場で判定に委ねるのも戦略としては十分にありです。

疲れている状況では心は後ろを向きます。

「このまま最終ゴングまで生き延びてお茶を濁すか?」
「いやkoしないとスーパースターにはなれない」
「ここは俺の圧倒的ホーム、全員俺の味方だ」
「だめだ。やるかやられるか、これしか勝つ方法はない」

何度も自問自答したはずです。
KOを選択してしくじれば、これまでのサバイバルが無駄になる。
判定と言う選択肢を捨てなければなりません。
いくらでも妥協できた状況です。

10ラウンド、コーナへ戻るジョシュアは小さく首を振ります。

「このままじゃだめだ」

そして一分間の短いインターバル。
決断の時です。
主審の開始の合図と同時にジョシュアの表情が一変しました。

クリチコのバックミラーに映っているのは後方で何とか食らいつくジョシュア。
無理をせず、このスピードを維持すれば勝てる。そう確信していたに違いありません。

しかし、ジョシュアは躊躇なくアクセルを床まで踏み込み猛追、やるかやられるかのチキンレースに持ち込みます。
勝利を確信していたクリチコは突然始まったチキンレースに慌てふためきます。
ミスを連発、逆転を「決意」したジョシュアはそれを逃しません。

僅かに開いた隙間に全身全霊で飛び込み抉じ開けました。

これがキャリアにおいてもボクシングにおいてもジョシュアの分岐点だったと思います。

目指すは4本目、デオンテイ・ワイルダーの首

ワイルダー
ジャレルはここアメリカでまだまだ無名の選手だ。
ブルックリンの選手なんだよ。
だけどそこですら十分に知られているとは思えない。
全くマーケットを持っていないんだよ。
ジョシュアのビジネスの役に立てるとは思えない。
ジョシュアはアメリカでまだ無名なんだ。

彼を知ってるのは高額の俺からのオファーを蹴ったってことを知ってる連中だけだ。
彼らが期待しているようになるわけがないんだ。

俺と戦うなら話は別だ。想像を絶するはずだ。

ジョシュアとワイルダーをメガファイト、ハーンにカネロを越えさせたい思惑というか野望を感じます。
イギリスとアメリカの市場規模を考えると正しいやり方なら、この惑星最強の二人の対決は歴史を刻み語り継がれる伝説になります。

準備が整うまでワイルダーは負けないことです。
最近相手のレベルが上がって危ういですよ。

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