スポンサーリンク

ドミトリー・ビボルvsジョー・スミスJr 正統派エリートか?番狂わせ男か?

toe2toeのYouTubeチャンネル
観戦記録
スポンサーリンク

冷静で崩れないビボル

試合内容

初回から勇敢にスミスはガードをあげてプレッシャーをかけていきます。
ビボルはディフェンスがいいのでクリーンヒットは許しませんが、持て余している印象です。

2回からビボルの速く強く、さらに正確な攻撃によりスミスは確実に削られます。
特に戦意、もっと積極的に行かないとビボルは崩れません。
スミスはジャブで潜り込もうとしますが、ビボルはそれに何度も右を合わせてスミスの攻撃を寸断します。

3回にスミスは右のオーバーハンドを当てて勢いを取り戻し、ガードをさらに固めて前へ出てきました。
ビボルは連打とフットワークでさばきます。
見ているこっちが疲弊しそうな展開です。

スミスはジャブを突くと合わされるのでジャブは出さずガードの上を打たせながら前進。
クリーンヒットを奪えなくなったビボルは連打をせざるを得ないので疲れます。

中盤からスミスはビボルの強打で消耗してきたのか消極的になりました。
ビッグパンチ狙いでビボルに当たる気配はなし。
ビボルも戦略の遂行を徹底して無理はしません。

それにしてもビボルの攻撃は正確で守備的なポジションを維持するスミスをコンビネーションで捉えます。
それも最後の一発を当てるという感じじゃなくて、三発四発当てる狙い撃ち。
全力コンボではなく、力を抑えて制御する程度の余裕があります。

イラつくスミスはジャーマンスープレックスを決めてしまいました。
プロレスだろそれは。

スミスは弱気になってサバイバルモードです。
ビボルに疲労はありますが、ガス欠になるようなミスはしない冷静さがあります、

最終ラウンドは力の差を見せつけるかの如く連打を浴びせてスミスの身も心も打ち砕きました。
強い。

感想

ビボルのボクシングは機能的ですきがありません。
単純なバックステップはせず、斜めに動いてまっすぐ下がりませんしそれが習慣として染み付いて欠かすことがありません。
スミスは全く追えませんでした。
オーバーハンドの右をもらった場面でのホールディングといいう選択の早さにも感心しました。

この試合でもビボルは冷静な性格を発揮、戦略をしっかりと理解し実行していました。
やるべきことは徹底的に頭に叩き込んでいるのか、判断が一瞬で、崩れません。

それに戦略を最後まで貫き通す意思の強さも兼ね備えています。
ミスをほとんど犯さない。

パワーもスピードもありアスレティック、見ていて面白いし感心するばかりでした。

コバレフやベテルビエフにも劣らない逸材でスミスなんてせこいことは言わず統一戦を期待したい王者です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました