スポンサーリンク

テヴィン・ファーマーvsジョノ・キャロル 鉄壁対決

toe2toeのYouTubeチャンネル
観戦記録
スポンサーリンク

ファーマーはディフェンスで魅せるウィテカータイプ

試合内容

ファーマーはボクシングを始めて十年程度、最近の王者としては短くまだまだ向上心に溢れ成長が期待できる選手です。
カジュアルな格闘技ファンにファーマーやジョシュ・ケリーなんかの曲芸ディフェンスは求心力がありファン開拓には好材料だと思います。

ファーマーは現在最も活動的な王者で短い間隔で試合をこなしていきます。素晴らしい。モチベーションが高い証拠です。

ところでザブ・ジュダーが紹介された時もアメリカではウィテカーという触れ込みでした。
しかしジュダーにはウィテカーにはないスピードと攻撃力がある逸材だと。

ファーマーもウィテカータイプです。
手数は結構ありますし打ち方も悪くないと思おうんですがなかなかKO率は上がりません。
でもファーマーはそれでいいと思います。KOに拘るよりウィテカーのようになればいい。
曲芸ディフェンスには需要があります。

現在階級最強と目されるジャーボンテイ・デービスとの統一戦が期待されているIBF王者。
デービスの怪物的な打撃にどれだけ対抗できるかに注目が集まります。

キャロルはこれまたKO率の低いサウスポーで、全勝です。
見たことありませんが戦績を見るとファーマーにっとっては勝って当たり前の相手。

ファーマーはリラックスした構えから速いジャブを使いながら足を使います。
対照的にキャロルはハイガードでジリジリ全身し距離を詰めてから一気呵成に連打。
勤勉なタイプですかね。

キャロル守りは固いですがファーマーの攻撃で簡単に退くのでそんなにプレッシャーはありません。

3回くらいからファーマーが足を使うのをやめて近い距離で攻防を選択。
ファーマーはガードが低い分ポジショニングに気を配る必要があり攻撃が遅れますが、キャロルは常にオンガードでポジションに頓着せず打ち込む分比較的早く攻撃に移れます。
なのでキャロルの方が手数を出せて当たりはしないものの印象はい。

ファーマーは敢えて攻撃させ、疲労を誘っての後半勝負のつもりかもしれません。
しかし3、4回は明らかにキャロルです。
ファーマーの時折見せるボディーブローは上手いし効果的に見えますが少ない。

5回から少し疲れを見せてきたのはキャロル、力が落ちてきています。
ファーマーに打ち終わりを狙われています。

キャロルは打ち終わりに工夫がなくファーマーの反撃を受け止めます。
打ち終わりに体を寄せて反撃を潰したりしないのがもどかしい。もったいない。
ラウンドの後半は力が落ちてファーマーに上回られます。

後半戦は疲れたキャロルをファーマーがおいたてますがキャロルも踏ん張ります。
しかしやっぱり力を温存していたのはファーマー。余力はキャロルを上回っています。

キャロルも前半のポイントを守り抜こうと徹底的抵抗します。
クリーンヒットのファーマー、旺盛な手数のキャロル。

判定は…ファーマー。

感想

キャロルは戦績から分かる通りパンチはありませんが守りがいい選手でした。
しかしファーマーに及ばず。と言っても差はなく互角に見えましたがね。
手数は多い両者ですが、守りがいいのでクリーンヒットが少なく、KO率も低いのでスリリングとも言えない内容でした。

ファーマーのスリッピングやローリングは抜群で当たりません。
紙一重で躱していました。

とは言っても常識の範囲内。
普通の選手なら当てられませんが、デービスの怪物性を捌けるとは思えません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました