マシエ・スレツキvsガブリエル・ロサド ミドル級挑戦者決定戦

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観戦記録

WBO挑戦者決定戦

生き残りをかけた戦い

ロサドは現在のボクシング界ではカネロ、オースティン・トラウト、ダーネル・ブーンに並ぶ強烈なキャリアです。
これまでにゲナンディ・ゴロフキン、デビッド・レミュー、ウィリー・モンローJr、ジャメール・チャーロ、ピーター・クイリン、ジョシュア・クロッティと拳を交えています。
ゴロフキンに血祭りにあげられましたが、それ以外の選手とはそこそこの攻防をしていて弱くはありません。
パンチはありませんがテクニシャンで何よりも気力が常に充実しファンの期待に応えてくれる仕事人。
でももう負けられませんね。

スレツキはジェイコブスとの試合が評価されてチャンスを手に入れました。
こちらもパンチはありませんが長身でコンパクトで隙の小さなボクシングが特徴。

似た者同士の戦いです。

試合内容

体格はスレツキですね。
開始直後お互いにジャブを突き合って牽制しあいます。

ロサドは勤勉にダブルジャブ。いい習慣です。
スレツキも負けずに上下にジャブを伸ばして隙を探ります。

しかし一瞬隙をついたのはスレツキ。
ロサドの低いダッキングに右をホーミングして打ち下ろし。
しかし決戦を急がず。

4ラウンドからこれではまずいとロサドが出てきます。
しかしスレツキの脇を締めたパンチと身長が利いていて攻防のほんの一瞬の速さでスレツキが上回ります。
ディフェンスでも身長が利いていて顔面が遠い。
ロサドは下から崩したい展開です。

8回に強烈なダウンを奪ったスレツキがようやくロサドに襲いかかりました。
しかし9回にダウンを奪い返されます。
ロサドはKOしかない。行けるか。

ポイントで負けている自覚のあるロサドはKO負け覚悟の特攻。
ポイントで勝っているスレツキは必死にサバイバル。

結果は判定でスレツキ。

感想

スレツキはとてもいいボクシングだと思います。
距離を活かして戦い、コンビネーションではストレート以外のパンチも距離を出して打てます。
長い距離から誘い、ロサドを呼び込んでのスリップカウンターは自信を感じました。

パワーもあるはずですが淡々としたボクシングに終始。
カネロのように力を爆発させるような攻撃も見てみたかった。

ロサドはボクシングで上回られて展開を打開できず。
スレツキの守りを崩すパワーもスピードもテクニックもありませんでした。
ダウンを奪い一矢報いたもののKOまで至らず。

9と10ラウンドはロサドの気迫が感じられて白熱しましたね。

しかしロサド激戦続きで健康も心配です。
引退してもいいキャリアです。

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