デニス・ベリンチク ライト級トッププロスペクト 10戦目

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プロスペクト

ロマチェンコの亜種

デニス・ベリンチク

プロスペクト達を追いかけていたら注目している新種のボクシング、ベリンチクの最新試合を見つけました。
と言っても12月の試合です。
ずっとウクライナのイベントに出場しているので不安がぬぐえません。
早く大手プロモーターと契約してアメリカで試合をして定期的に試合をして欲しいもんです。

試合内容

進化の系統樹を描いたとするならこのベリンチク、アレクサンダー・ベスプーチン、バティル・アクエドフ、マキシム・ダダシェフは間違いなくロマチェンコから派生しています。
ベリンチクは器用に左右を使い分け力強いパンチを打ち込みます。
ロマチェンコから影響を受けたと思われる角度を得意としており、それを思いつきではなく彼のボクシングシステムに組み込んでいます。

スイッチヒッターといえばクロフォードとペドラサですが、ベリンチクはスタンスを決めず臨機応変に角度を作り出せます。

髭を生やして厳つい印象に変わっています。

ベリンチク軽快です。
動きながら観察し隙を見つけて素早いコンビネーション。重心を一定に保ち崩れません。さすがはウクライナのエリート。
サウスポーの相手にパンチを打ち込み、足が止まったらすかさず得意且つ安全なポジションを奪い、殴ります。
相手のダッキングやパワーパンチなど足場を固める動きを見るとすかさず反応しており、この動きは本能レベルまで刷り込まれています。

相手のフィリピン人も15勝13KOだけあって力強いパンチ持ってますね。油断は禁物。

3ラウンドにダウンを奪う動きも鮮やか、芸術的です。

4ラウンドはKOを狙ってコーナーに釘付けにしますが、顔面へのパンチしか打ちません。
ほぼ倒せた場面なのでもったいない。手際のいい選手は効かせたパンチへ執着せず腹で倒したりしますからね。

感想

相手の選手がかなり打たれたので心配です。
レフェリーはこれだけ力の差があるのだから4ラウンドで止めるべきでした。
前のラウンドでダウンも奪われているんです。

止めようか止めまいかと迷っている仕草もあったしなあ。
ベリンチクはやっぱりいい選手です。早くライト級戦線に漕ぎ着けて欲しい選手ですね。

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