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アンドリュー・カンシオvsアルベルト・マチャド もう一度悪夢を

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戦うお父さん

世界王者カンシオはリッチとは言い難い。
未だにガソリンスタンドの修理工として毎日働いている。
南カリフォルニアの灼熱の太陽の元でヘトヘトになる仕事だ。
しかしカンシオに選択肢はない。

カンシオ
「俺は100%ボクシングに集中しているよ。
ただ一日中休むようなことはしないってだけさ。
子供達のための大金も名誉もまだ手に入れていないんだ。
俺は13年間プロで戦ってきてジョジョ・ディアスとの戦いで50000ドル、マチャドの時は75000ドル。
今回は12500ドル。それ以外の試合は8000ドル。それだけだ。

全然稼げていない。
俺がボクシングをやるのはそれが好きだからだ。
どの試合でも俺には戦う以外の選択の余地はなかった。
俺には何の保証もない。」

だからこそカンシオは9時から5時まで働いている。
その余った時間をトレーニングに充て、父親としての責任も果たさなければならない。
ボクシングに集中したいと感じることもある。
だが彼にはやらねばならぬことが沢山あるのだ。

カンシオ
「子供が大切なんだ。彼らを大きく育ててやりたい。
少しづつ好転していく気がするよ。
俺は世界王者になったんだ。
だけどまだまだやることは多い。
ボクシングで家族を養っていきたい。
ガソリンスタンドの仕事はあくまでも生活のためだ。
俺はボクシングが好きでやっている」

アンディー・ルイズのアップセットが強烈で忘れ去られてしまいそうでえすが、カンシオのアップセットも印象的でした。

カンシオの試合後の表情を見ると応援せずにはいられません。
試合中は気迫のある表情でしたが試合後は涙を流しました。
恐怖や緊張から解放された安堵から自然と流れてきたんだと思います。

体の自由を奪われた時の攻撃程恐いものはありません。
マチャドにダウンを奪われた時はどれほど恐かったか。

恐怖にまかせてしゃがみ込んでしまえばレフェリーが救出してくれます。
しかしその選択肢は試合の前に捨てていました。
今にも恐怖で崩れそうな心を何とか奮い立たせてマチャドの強打に立ち向かっていきました。

このカンシオとルイズのアップセットは困難に挑むすべての人々が学ぶべき教訓だと思います。

共通点はカンシオもルイズも咬ませ犬、やられ役として呼ばれました。
そしてカンシオもルイズも先にダウンを奪われた。
ここまでは普通の咬ませ犬でした。

しかし立ち上がってからが普通じゃなかった。
ダウンを奪われて動揺しましたが、一瞬で心を立て直し徹底抗戦。むしろタウンを奪ったかのような猛攻。本当に勇敢でした。
あんなにテレビ観戦で熱くなれたのは久しぶりでしたね。

結果を引き寄せるのは固い固い決意、そう改めて思わせてくれました。

こうゆう試合を見て人生が変わる人もいると思います。
カンシオのボクシングはマチャドに劣るかもしれませんが、彼のファイティングスピリッツにはボクシングの枠を超えた価値があります。

Cancio vs. Machado II: Machado Looks For Revenge

このビデオの最後にカンシオの魅力が詰まっています。

もう一度悪夢を見せてやれ。

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