試合内容
パスカルは元王者ですがコバレフに2連敗、エレイダー・アルバレスにMD、ビボルにUD負けともう咬ませ犬状態。
コバレフには2回ともKO負けですが、かなり打たれ強い選手です。
そして今回アメリカのプロスペクトマーカス・ブラウンの踏み台として選ばれました。
ブラウンはバドゥ・ジャックに勝利し一定の力は証明済み。
コバレフ、アルバレス、ビボルを上回るパフォーマンスでファンにアピールできるか。
パスカル「女を殴るやつには負けねぇ」
初回はお互いに軽快に動いて牽制し合います。
ヒットはありませんがブラウンの上手さがやや上回りました。
明確なヒットはありませんがブラウンのカウンターや連打がシャープで見栄えがよくポイントを奪っていきます。
3回、ブラウンが踏み込んで連打したところにパスカルの右が相打ちのカウンターでヒット。尻もちをつかせました。
7回に似たようなパンチでもう一度尻もちをつかせました。
ブラウンはぐらぐらです。リスタートでパスカルが襲い掛かりダウンを追加。
しかし致命的なダメージは奪えませんでした。
8回にさらに猛攻、腹も効かせたようにみえましたがなんとバッティングにより試合は中断。
結果は判定にゆだねられます。
もう少し見たかった。
一応パスカルの勝利。
感想
分かっていたことですがパスカルのボクシングは雑ですね。前置きなしの大振り。頭から突っ込むからバッティングも起こる。
喧嘩スタイルっていえばいいんですかね。
獰猛な性格ならこの戦いかたはもっと成功しそうですが、コバレフ戦なんかを見るとパスカルは意外と慎重になったりするんですよね。今日もチャンスでもおとなしかった。
コバレフの強打をあれだけ芯に食って耐えられる頑丈さやブラウンの攻撃を受け止めながら姿勢を作れる強靭さは流石です。
体つきを見るに相当なフィジカルだと思いますが、活かしきれていないように感じます。
ブラウンはなんだかんだ典型的な黒人選手なのかな。
動きはシャープですが脆い。
元恋人殴ってる場合じゃねぇってことだなブラウン。
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