試合内容
カール・フロッチ
正直ウォードの戦法は反則スレスレだった。
俺の試合で最悪のものの一つだ。
頭を胸に押し付けてきて掴んで何もさせない。
そして低いダッキング。
効果的かもしれないよ。でもつまらないね。
とフロッチのインタビューがあったので見返してみました。
スーパーミドル級のトーナメントスーパーシックスの決勝。
初回からウォードはジャブを突いてフロッチのタイミングを崩していきます。
フロッチのジャブには必ずリターンを返して追撃を遮断。
フロッチが打ってくると後ろにではなく前に低くダッキングし体を当てて空間を潰しフロッチの動きを止めてしまいます。
腕を絡めたりと反則ともいえるぎりぎりのラインの技術でフロッチの自由にさせません。
フロッチはジャブで動きを止めたいですが全くウォードの動きを追えません。
そして軽いもののウォードのジャブは食い続ける。
基本的に大振りなのでウォードは易々と掻い潜り安全圏へ。
接近されるとショートパンチの上手さで突き放されてしまいます。
打つ手なし。何もできずポイントを奪われ続けました。
感想
コバレフ戦のイメージからかもっと酷いと記憶していましたがそこまででもありませんね。
ウォードは強豪相手にはこのスタイルで戦いますね。
フロッチが言うように超効果的です。
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