試合内容
ジョシュ・テイラーに完封され判定負けを喫してからのバランチクの復帰戦。
彼は少し荒っぽいところがありますが外れなしの全力ファイトが売りです。
WBSSのイート戦、テイラー戦も猛烈なファイトを見せてくれました。
ゴロフキンの前座で試合です。
相手はガブリエル・ブラセロ、25勝6KO1敗のプエルトリコ人。
この日もいつも通り出し惜しみなしのフルスイングでブラセロに迫ります。
接触するたびにブラセロが弾き飛ばされているのを見るとバランチクのすさまじい強靭さです。
ブラセロは横に動いてバランチクのプレッシャーを躱します。
この迫力は目の前をかすめるだけで精神的に疲弊しそうです。
ただブラセロのパンチの方がコンパクトで当たります。バランチクの威圧に萎縮せずに致命的なカウンターを狙えるか。
ブラセロがバランチクのパンチにカウンターを合わせますがバランチクはお構いなし、相打ちのタイミングで振り回します。これは怖い。
4回にブラセロがバランチクのフックに捕まりました。
コーナーで勝利の雄たけびを上げる姿はまさに「ビースト」。
感想
バランチクの迫力は半端じゃないですね。
本物の猛牛の様です。
それに接触した時の強さは半端じゃありません。
テイラーは良くこの男を操縦で来たな。
勝利の雄たけびでは感情剥き出し。一生懸命なファイトにはこっちの感情も揺さぶられます。
洗練された選手ではありませんがこの有り余る感情のエネルギーは強者の証ですね。
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