試合内容
手数と豊富なスタミナと勤勉さで王座まで上り詰めたウォーレン。
フェザー級の統一戦をアピールし、相手は誰でもいいシャクール・スティーブンソンかかってこいと挑発しています。
スティーブンソンはフェザー級の防衛戦をするならウォーリントンとの統一戦だけ、イングランドでも戦ってやる他に戦うべきあいてはいないとしています。
スマートで効率のいいスティーブンソンか愚直なまで(いい意味で)の勤勉さのウォーリントンか。
私はフランプトンを手数で封じ込めたウォーリントンでもスティーブンソンには敵わないだろうとと思っています
しかし心の奥底ではその努力を証明してほしいとも感じています。
挑戦者はトクチト。サウスポーのフランス人、35勝13KO4敗1分。
ベテランです。
ウォーリントンが積極的に攻めてトクチトは迎え撃ちます。
初回の終了間際にウォーリントンがペースアップして主導権を握りました。
これは久しぶりのKOあるか。
2回にはフックの雨あられでダウンを奪いました。
トクチトは必死のサバイバル。
しかしウォーリントンのフックの連打を浴びたところをレフェリーがストップ。
久しぶりのKO勝利。
感想
ウォーリントンはKO率の低さから過小評価されがちですが、彼は強い王者です。
私も初めは彼を過小評価していました。
しかし全勝の裏付けはあります。
フランプトン戦で見せた「狂ったのか」と言いたくなるほどの狂気の連打。
一度食らいつくとなかなか離しません。
猛烈な連打、度胸と豊富な持久力が必要になります。
ただ腕を振り回しているようでいて誰にでもできることではありません。
スティーブンソンもやる気満々みたいなのでぜひ統一戦を行って、できればその輪にラッセルも入れて上げてほしいと思います。
因みにウォーリントンは井上も挑発していますよ。
井上尚弥と試合をしたいと公言しています。
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