試合内容
9月に行われた試合です。
トリプル7ことカザフスタンのジュケムバイエフ。
ステップアップの試合です。
相手は元王者のミゲール・バスケス。
デビュー戦でカネロと戦い現在は元王者の咬ませ犬として若手の踏み台となっています。
KO負けはジョシュ・テイラーとオハラ・デービス。
厄介なあボクシングでKOするのは至難の業です。
現王者のテイラーがノックアウトした相手なのでここはKOでアピールしたい。
ジュケムバイエフはどっしりしていて安定感があります。
速い右を上下に伸ばしていきます。
バスケスは距離を取り下がりながらカウンターを狙います。
いきなり飛び込んできたりと読めません。
ジュケムバイエフはバスケスにプレッシャーをかけながら出てきたところにカウンターを狙いますがが頭から突っ込んでくるバスケスに手を焼きます。
さらに危険な距離になるとバスケスは組み付いてジュケムバイエフの動きを封じてきます。
本当に嫌なボクシングです。
後半はタイミングが合ってきて捉えるようになりますが結局同じようなラウンドを重ねて最終ベル。
UDでジュケムバイエフ。
感想
ジュケムバイエフが技術では上回っていたのでポイントは手堅く押さえることが出来ました。
大振りせずバランスも良くてスピードがありカウンターも鋭いんですがバスケスをKOするには重厚さが足りません。
踏み込んで一息にまとめて離れるを繰り返しました。
勝つというだけなら十分ですが、カザフスタンなのでどうしてもゴロフキンを期待してしまいます。
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