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アルメニアの怪物 ゴア・イエリツィアン 12戦目 相手を務めるは侍、坂井詳記

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プロスペクト
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試合内容

イエリツィアンは名伯楽フレディー・ローチが認めた天才です。
要約大手プロモーションと契約しアメリカデビュー。
初めて見た時は類まれなボクシングスタイルに驚かされました。

相手を務めるは坂井詳記。
23勝13KO11敗。戦績は大したことありませんが、単身メキシコでボクシング修業に励む侍。
メキシコやアメリカで無敗のプロスペクトの門番として活躍しています。
並みの日本人ウェルター級ではありません。
今回ウェルター級の王者候補天才イエリツィアンの相手に大抜擢です。
イエリツィアンは11勝10KO。そして戦績だけでなく動きを見ただけでも天才のそれだと分かります。
過去最強の敵ですがどこまでやれるか。


坂井は経験豊富なだけあってイエリツィアンの強打にも恐れる様子はありません。
頑張れ!負けても試合内容試合でまたチャンスに恵まれます。

イエリツィアンはジャブを突きながら坂井の出鼻にカウンターを叩き込みます。
坂井は勤勉にガード固めてクリーンヒットは奪わせません。
坂井も怯むことなく相打ちを狙います。
この辺は並みの咬ませ犬の範疇を超えた度胸ですね。

2回、坂井は見事な上下の内訳を見せました。
負けていません!
イエリツィアンは安全志向な戦いで打ち合いをを嫌います。
ただ、カウンターのタイミングとパンチ力は上質。
一発で試合を終わらせられるのでそもそも無理をする必要がありません。

乱戦に持ち込みたいであろう坂井ですがイエリツィアンのカウンターが阻みます。
本当にいいタイミングとパンチです。
接近しても無理せずクリンチと徹底して安全運転。
打ち合ってくれた方が坂井にもチャンスがあります。
強い上にやり難い相手です。

4回は坂井が上下にパンチを伸ばして連打。
パワーは負けていない!
イエリツィアンのカウンターを警戒しながらも打ち込むときはしっかり体重を乗せています。
終了間際に追い回しました。
打ち合いを避けるイエリツィアンにブーイング!
イエリツィアン、アリシャッフルで余裕を見せていますが、そんなに余裕はないはず。

後半から坂井はイエリツィアンのパンチに対応し始めました。
コンビネーションもガードの上ですが当たっています。
そしてイエリツィアンのカウンターに相打ち、ハイリスクハイリターンなタイミングを狙っています。

最終回、坂井はKOが必要です。
ガードの上からですがボディーブローは叩いていますしジャブもヒットしています。
イエリツィアンは打ち終わりは組み付いて安全運転。

最後は相打ちのタイミングをヒットしてベル。元気なのは坂井、イエリツィアンの想像以上に強かったんだと思います。
これもまた経験ですね。
ビデオでみるだけでは分からない強さってあります。

負けはしましたが天才イエリツィアンが平凡に見える善戦。
この戦いならまたチャンスに恵まれるはずです。

感想

坂井はメキシコでとことん頑張ってほしい。並みの世界ランカーより確実に厳しいマッチメイクをこなしています。

オルランド・サリドが負けなながらもその知恵と戦略に磨きをかけたように。
かませ犬から王座まで漕ぎつけたように、負けの数は関係ありません。
この戦略を磨いて一発逆転のキャリアを目指してほしいと思います。
私はサリドのファンです。そのファイトスタイルに魅了されました。
ガンボア、マルケス、ファンマ・ロペス、マイキー・ガルシアなどやばい男達にどんなに殴られても絶対に諦めない勇敢で諦めの悪い選手でした。観戦している私ですら諦めているにも関わらず彼だけは諦めませんでした。

そして負けながらも食らいついて必ず痛い目に遭わせています。
現役最強のロマチェンコに唯一土をつけました(体重超過してましたが…)。
勿論バカになるまで殴り合えという意味ではなく、勇敢な戦略を磨いてリスクを嫌う天才達に目にものを見せたれ!ってことです。

腹から顔面への速さがもうワンテンポ速いと当たりそうだとも感じました。
パンチはありますしきっとやれる!

イエリツィアンはやっぱり上質の才能ですね。
特にリターンの速度がとんでもない。
ただウェルター級はこの選手でも間違いないと言い切れない階級です。
王者になるにはこれが普通、当たり前に必要なんです。
本当にとんでもなくレベルが高い。
あと外国人選手としては戦い方は消極的すぎますね。
もっとハードに攻めないとアメリカのファンは納得しないはず。

コメント

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