エマニュエル・ロドリゲス
データ
19勝12KO1敗
27歳
168cm
KO率60%
元バンタム級王者。
一敗はWBSS準決勝で井上尚弥によるもの。
11/24にルイス・ネリと戦います。
この試合の勝者は井上拓真に勝ったノルディーヌ・ウバーリへの挑戦券を獲得します。
特徴
プレッシャーをかけて相手が出てきたところを狙うカウンターパンチャーです。
相手にパンチを出させてそこを叩くという駆け引きの上手い選手です。
プレッシャー
ガッチリとガードを固めて前進しプレッシャーをかけていきます。
そして相手がそれを嫌がり手を出したところにカウンターを合わせていきます。
この戦略を洗練させており今のところ井上尚弥以外には機能させてきました。
カウンター
プレッシャーをかけますが、自ら仕掛けることはあまりせず、相手がロドリゲスの前進を嫌がって手を出してくるのを待ちます。
特に相手のジャブに合わせる左右のスリップカウンターを得意としています。
重さはありませんが、タイミングに優れ一発で相手を昏倒させた試合もあります。
ロドリゲス攻撃の中心です。
井上戦も最初のジャブに致命的なタイミングで合わせてきていてタイミングを掴む能力も高い。
左
ロドリゲスは上記の戦略を遂行するためにいいジャブを持っています。
アマチュアの国際大会で実績を残しているだけあって差し合い、パンチの交換は井上より上手く見えました。
コンビネーションでも左を主体とすることが多く、フックとアッパーカットを腹と顔面に打ち分ける器用さが魅力です。
弱点
全体的にパワー不足、戦い方がハイリスクなので強打者相手だと大きな犠牲が必要になると思います。
得意のカウンターも距離が近く相手のパンチが届く場所でパンチを交換するのでやっぱり強打者相手だとリスクが高すぎます。
井上尚弥戦では大きな代償を払いました。
強打者ではないモロニー戦でも何度も相打ちしていましたね。
あとはスタミナですね。
モロニー戦、バトラー戦では後半明らかに力が落ちて追い上げられてしまいました。
ロドリゲスに強烈なパンチがあると猛烈なプレッシャーがかかり、相手を慌てさせてもっとミスを誘発させることができます。
ロドリゲスの完成系はカネロ・アルバレスです。
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