スポンサーリンク
カテゴリー別に記事を読む

ギレルモ・リゴンドーの衝撃

toe2toeのYouTubeチャンネル
ニュース
スポンサーリンク

天才リゴンドー

残念な気持ち

ロドリゲスvsネリでバンタム級が盛り上がるなあと楽しみにしていたので本当に残念です。
プロモーターやテレビ局には嫌われると思いましたがやっぱりメキシコに生まれたのは強いようで、逆にロドリゲスは命拾いしたなという論調も少なからずあります。
「試合をしなかったのはネリを恐れたからだ!」とか。
もうバカバカしい。

井上尚弥がWBSSバンタム級を優勝したことで一気に盛り上がった階級です。
この階級の話題の中心は井上尚弥です。
みんなビッグネーム、井上尚弥と戦って大金とPFPを手に入れたい。
ただバンタム級に一人気になる男がいます。
来週のバンタム級テテvsカシメロの後にも注目のバンタム級タイトルマッチが控えています。

リゴンドーの衝撃

リゴンドーvsソリス

12/21にチャーロvsハリソンのアンダーカードでWBAバンタム級タイトルをかけて争われます。
バンタム級でのリゴンドーのパフォーマンスがどうなるか分かりませんが、もしスーパーバンタム級と同じようなコンディションを作れるなら元王者のソリスと言えどリゴンドーに勝つのは厳しいと言わざるを得ません。
ソリスをKOは難しいかもしれませんが、普段のリゴンドーなら何もさせず完封するはずです。
リゴンドーの体格的にはバンタム級がベストな気がするのでスーパーバンタム級よりパフォーマンスは上回るかもと期待しています。

リゴンドーを初めて見た時はかなり衝撃を受けました。
ボクシングファンなら誰しもこのボクシングに驚いたと思います。
磁石が反発し合うように距離を維持するフットワーク、爆発的な攻撃、ローダッキングやピボットを効果的に組み合わせた独特な身のこなし、静から動の急加速。
見た目のインパクトはロマチェンコよりありました。
全盛期ドネアですら子供扱い。
ドネア贔屓の私ですら戦前からリゴンドーには勝てんだろうと思っていましたが、内容は想像以上に意気消沈するものでした。

でももう39歳、流石のリゴンドーでも歳には勝てないだろうなあと。

しかしこの間のブランドン・フィゲロアvsフリオ・セハの試合を見ていて再認識しました。リゴンドーは未だにその天才を残しています。
強靭なブランドン・フィゲロアと足を止めての徹底的に打ち合えるフィジカルがあり、フィゲロアの独特でやりにくいボクシングに対応できるだけの技術のあるフリオ・セハをKOしています。

セハのようなハードパンチャーを相手にした場合、今までのリゴンドーならアウトボクシングによる完封勝利が相場でした。
しかしあの日は自らの足を封じてあえてセハ土俵に上がりました。
試合を干されるほど「打たせずに打つ」の美学にこだわっていたリゴンドーが、その美学を捨てて突如殴り合い。
時にセハのパンチに対する敬意を失い敢えて打たせる暴挙もありました。

私はセハの打ち合いを評価していて「やばいなあ、リゴンドー倒されるなあ」と立ち上がりを見て感じていました。
でも普通じゃないのがリゴンドー。セハの土俵で徹底的に打ち合って殴り倒しました。
その時はセハの実力を評価し過ぎていたんだろうくらいの認識でした。
しかし、フィゲロア戦のセハはフィゲロアより力強かった。
頑丈で175cmもあるフィゲロアのパンチを跳ね返しいつもは力で押してくるフィゲロアを逆に押し込みました。

セハとリゴンドーはスピードに関しては別の生き物でネコ科とウシ科(これは言いすぎかも)ほど違いました。
パンチ力に関してもセハが凡庸に見えるほど。
セハが思ったより弱かったのではなく、リゴンドーが想像以上に強かった。
フィゲロアとセハの試合でそう認識しなおしました。

スーパーバンタム級でセハに殴り勝った男がバンタム級に来るとなるとやっぱり井上尚弥との試合を期待してしまいます。

ギレルモ・リゴンドーvsルイス・ネリ

性懲りもなくネリのマネージャーはバンタム級のタイトルを目指すようです。
同じテレビ局が主戦場の両者なので実現の可能性があります。

リゴンドーはファンベースが小さく弱い立場です。
もし試合が実現すればファンベースが大きく市場価値が大きいネリはやりたい放題やってくるはず。

やりたい放題の邪道ネリを王道のリゴンドーがぶっ飛ばしてくれないかなあなんて思ったりしています。


The Boxing Skills of Guillermo Rigondeaux HD

コメント

  1. ムーンサルトをする森光子 より:

    「こんな選手が存在していいのか」という感覚でした。インファイターの距離でアウトボクシングを展開するかのようなその戦い方は信じられない光景でした。
    リゴンドーが不幸だったのはライバルの不在と年齢だと思います。
    もしもプロ入りがもっと若ければ、稼ぐのを急がなければ、フライ周辺から始めて5階級近い王者になり、人気を伴ったレジェンドになれたでしょう。
    キューバ選手はロベイシ然り、ガンボア然り、適正限界以上に上げる嫌いがあり、リゴンドーも適正はバンタム未満に見えます。
    年齢、金、陣営意向など様々な条件が重なった結果だとは思いますが、あれほどの才能の浪費はボクシング界の損失だと思います。

    • とぉとぅぉとぉ より:

      コメントを参考にガンボアの記事を作らせてもらいました。
      好みもあるかと思いますが、最近の選手だとドネア、ガンボア、リゴンドー、カネロ、ロマチェンコ、コバレフには驚きましたね。
      なんというか常識を破壊してくれた選手達です。

タイトルとURLをコピーしました