アンディー・ルイズが証明するもの

toe2toeのYouTubeチャンネル
ニュース

アンディー・ルイズvsアンソニー・ジョシュア

砂上の楼閣

前回の試合、ルイズはジャレル・ミラーがドーピングの陽性反応で失格となりその代役として急遽抜擢されました。
ディミトレンコとの試合の直後で準備期間は僅か一ヶ月しかなかったにも関わらず、あれだけコンディションを作り闘志を見せてくれました。

しかしファンは懐疑的です。
あの日はたまたまジョシュアが攻め急ぎすぎた。アメリカデビューで気負っていただけだと。
近年最大とも言える大番狂わせ。

再戦のオッズでも一度負けたジョシュアが支持されています。

ボクシングにおける戦略、技術の可能性


今日行われた計量時の写真です。この体格差です。
体重はルイズが20kg程上回っていました。
ジョシュアは少し縮んだ印象です。
しかしそれでも骨格筋量、身長の差は明らかで視覚に訴えてくる両者の戦力は歴然としています。
私の本能はどちらが勝者なのか戦う前から分かっているようです。
初戦を見た全人類が本能的に「ルイズが勝てるわけない」と感じたはずです。

しかしルイズはこの圧倒的な体格差を戦略、技術によって克服しました。
私は興奮しました。
まるで別種の動物のような体格差でした。
それでも、ルイズは一度は証明してくれたのです。
ボクシングの技術と戦略、そして勇気がそれひっくり返せるのだと。

ボクシングの奥深さを感じさせられた試合でした。

ルイズの相打ち戦略とその為の技術体系

相打ち戦略。普通相打ちを狙うというのは局所戦における戦術に限ると思います。
キャリアを通して長期的な勝率を考えると、実行し続けるにはリスクが高すぎます。
しかしルイズはその相打ちを戦略にまで高めています。
その勇気ある戦略はジョシュア、パーカーという強敵相手に大きな戦果を上げてきました。

初戦ではジョシュアの速く重いジャブをはたき落としながら前進、カウンターで迎撃するジョシュアと同時にパンチを打ち込んできました。
先にダウンを奪われた場面でも臆することなく相打ちを敢行、打ち合いでは回転力の差が出て今度はジョシュアがダウン。
後はそのダメージを引きずるジョシュアを徐々に解体するだけでした。

このルイズの戦略は一朝一夕でできるようなものではありません。
そのために必要な習慣や技術体系を身につける必要があります。
例えばルイズは一度連打のスイッチが入ると打てる限りは打ちまくります。
実践レベルにこの習慣を持ち込むのは並大抵の努力ではできません。故に高い優位性を持ちます。

加えて相手との相打ちを狙うには勇気と、タイミングを見極める判断力か必要になります。
これも簡単に手に入るものではありません。
練習の段階で何千回も失敗したでしょう。
しかし簡単に獲得できるものではないからこそ他の戦略、ジョシュアの生まれ持った骨格や鍛えぬいた体に対しても機能したのです。

明日、ルイズは苦労して獲得した技と戦略が圧倒的な体格差を克服できることをもう一度証明しなければなりません。

今回ジョシュアの準備は徹底的て抜かりはありません。
前回より間違いなく強い。
一度は超えたと言えど高い壁であることに変わりはありません。

アンソニー・ジョシュアが証明するもの
アンディー・ルイズvsアンソニー・ジョシュア 砂丘の頂上決戦 今回ジョシュアはスパーリングパートナーをボコボコにして音を上げさせるほど仕上げてきたようです。 前回のジョシュアは無名のルイズが代役と聞いて少し気が緩んでいたのかもしれませ...

彼ら以外の強力なヘビー級

ヘビー級最強 ランキング
ヘビー級ランキング米国ヘビー級の砦、強烈な個性のあったワイルダーがフューリーに完敗。ヘビー級は有望選手も含めて英国支配が確立しました。ロシアの怪力プロスペクツに期待。ヘビー級90.719kg~1位 タイソン・フューリー30勝21KO1分31
ボクシング プロスペクト ヘビー級
まだ王者になってはいませんがドュボアやジョイスはブレイクしそうです。 最強の男候補 エフェ・アジャグバ 11勝9KO 25歳 ナイジェリア 198cm KO率81% 風貌、力強さ何もかも怪物染みています。 スピード...

コメント

タイトルとURLをコピーしました