試合内容
元王者岩佐亮佑と元王者タパレスの暫定王座決定戦。
正規王者はダニエル・ローマンが保持していますが怪我で防衛できないため暫定王座が設置されています。
タパレスの戦績は33勝16KO2敗。KO率の印象以上のパンチがあります。
岩佐は26勝16KO3敗。
サウスポー対決。
上背は岩佐が上回ります。
タパレスは低い姿勢からいきなりフックを振り回していきます。
岩佐は距離をとって様子見です。
2回も積極的なのはタパレス、ワイルドなフックを振り回します。岩佐はボディーブローが印象的です。
3回には岩佐の得意な距離になってきました。
一発食いそうな雰囲気はありますがパンチは鋭い。
タパレスが膝を着きました。リプレイをみるバッティングです。
4回岩佐の手数が増えてきました。
距離も支配し始めタパレスは手数が少し落ちます。
5回岩佐がこのパワーならいけると判断したのかプレッシャーをかけます。
タパレスは単発のパンチで追い払おうとしますが、大振りです。
岩佐に躱されてカウンターに襲われます。ヒットは許さないものの守勢にまわる時間が増えてきました。
6回は岩佐の動きが多彩になってきました。少し余裕が感じられます。
8回から岩佐はさらにプレッシャーをかけてコンビネーションでタパレスを削ります。
ヒットと手数は上回りポイントは奪っていますが10回まで明確なダメージは与えられません。
11回左右の強いフックでタパレスをコーナーに送り追い詰めた岩佐。
タパレスが出てきたところにドンピシャのカウンターを合わせてダウンを奪いました。
立ち上がったタパレスでしたが足元が揺らいだ時点でレフェリーが試合をストップ。
感想
ダニエル・ローマンが復帰しなければ防衛戦はアフマダリエフでしょうか。
厳しい試合になりますが、絶対に負けるとは言い切れないと思います。
ダニエル・ローマンと暫定と正規の統一戦を行うにしても岩佐が苦手なタイプに見えます。
これからも険しい道のりになります。

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