試合内容
期待のプエルトリカン、ベルランガ。13勝13KOとその全てを初回で終わらせてます。
若くサイズもパワーも素質も優れています。
素質を疑いません。
しかし全試合初回KOはトップランクによる「誇大広告」だと言い切りたいと思います。
人気を集める為にあの手この手を駆使するのは当たり前ですが、あまりにバカげたやり方では若い才能を潰してしまうだけです。
甲子園決勝で苦汁を舐めたまーくんと栄光を掴んだハンカチ王子。
苦戦したっていい、負けたっていい。
私の尊敬するバーナード・ホプキンスはデビュー戦で負けているものの49歳で史上最年長王者という偉業を成し遂げました。
若いうちこそ苦労するべきだと思います。年齢を重ねるごとにそう感じます。
相手を務めるのはセサール・ヌネス16勝1敗1分です。
ヌネスは初回から積極的です。
しかしどっしり受け止めるベルランガ。強烈な左を決めていきなりダウンを奪いました。
今度は右を打ち下ろしてダウンを追加。と思ったらスリップ。
再開後も重い拳をたたきつけていきます。
ハンマーパンチです。
ヌネスはかわいそうなほど殴られます。
強烈なボディーショットの後にフックを連打しダウンを追加したところでレフェリーが試合をストップ。
感想
強い。素晴らしいパワーだと思います。
力強いパンチにハイガード。
スタイルにはどこかミゲール・コットを感じますね。
本当に185cmでこのごつさなら減量上手すぎます。
自信を深めていく段階なんでしょうかね。まあでも苦戦を経験し、自分の苦手を意識することも重要な経験だと思うんですけどね。
最近はアルベルト・マチャドやエマヌエル・ロドリゲス、他にもベルデホといまいち成果のでないプエルトリカン。
ベルランガも例に漏れずなのか、悪い流れを打破してくれるのか。
コットやトリニダードの再来に期待ですね。
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