試合内容
カザフスタンと言えばゴロフキンのイメージが強すぎますが、他にも優れた選手が王座へ迫っています。
その中でも特におすすめはこのサドリディン・アクメドフ、アリ・アクメドフ、バティル・ジュケムバイエフ、スルタン・ザウアーベクです。

この男の拳はゴロフキン並みに破壊的、ゴロフキンと一緒にバンクスの元でトレーニングし恐らくゴロフキンにプロモートされています。
一押しカザフです。

技巧派のサウスポー。パワーもありますが達人的な身のこなしが目につきます。

こっちはサドリディン以上に紙一重のディフェンスをするサウスポー、ザウアーベク
サドリディンはカザフスタンぽくないスタイルで曲芸的なディフェンスも得意としています。
相手はホセ・アントニオ・ビラロボス12勝7KO5敗。
アルゼンチン人。サドリディンは勝ち方が問われます。
よく見るとカザフスタンらしくアジア系入ってる顔なんですよね。アクメドフ。
初回から走って殴りますアクメドフ、元気いっぱいです。
強烈なパンチを打ち込んでいきます。
2回も積極的に振り回すアクメドフ。
3回、ビラロボスもアクメドフのパンチを恐れずパンチを振り回します。
ブンブン対決ですが、パワーもスピードもスキルもアクメドフが圧倒しています。
それにしてもすっごいフルスイング。疲れるのいやじゃないのかな。
4回も激しく攻めますアクメドフ。
5回そろそろ疲れてくるか。
それともまだまだいけるのか。
ガンガン行きますねアクメドフ、出し惜しみなし。
今日はカウンターも狙っています。
やたらと打たれ強いビラロボス。
アクメドフの雑さに助けられているのかもしれません。
6回衰えないアクメドフの勢いに嫌になってきたビラロボス。
腹も効いているか。
7回、カネロも多用するヘッドロール。紙一重で首を捻りビラロボスのパンチを躱して魅せます。
最後は下見せて上。完璧なKOでした。
ビラロボスは大丈夫か。
感想
いつも通りの勢いで見事なKOでした。
KOしか考えてませんて感じです。
力いっぱい打ち込もうとする分攻撃を準備する時間と打ち終わりを修正する時間が長いのでコンパクトで丁寧に狙える選手だとうでしょう。
ディフェンスは悪くないので意外と問題ないのかな。
持久力、力強さは文句なし。気力も充実していました。
ただこんなに疲れる必要はないような…
スーパーウェルター級だと小柄ですが、腕の太さや厚みを見るとウェルター級はきついのかもしれません。
早く強豪との試合が見たいですね。
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