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ファイターペディア ダニエル・ジェイコブス

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ダニエル・ジェイコブス

データ

36勝30KO3敗
32歳
アメリカ
身長182cm
リーチ185cm
KO率76%

元ミドル級王者。
今後はスーパーミドル級を主戦場にすると宣言しています。

特徴

カネロやゴロフキンと戦い負けはしたもののかなり苦しめました。
ミドル級最大級の体格とパワーとスピードを備えたアスリート。
その身体能力を守備的に使うことが最大の特徴です。
顎が弱いという自覚があるからか打たれるのを極端に嫌い、見栄えよりも機能性を重視し守りは徹底しています。

本来の能力を攻撃に活かせればやばい選手ですが、天は二物をあたえす。
ちょうどいいバランスで調整されていますね。

キャリア初期はほとんどスーパーミドル級でした。
人気のミドル級に無理やり留まっていましたが年齢的に限界が来たのでしょう。

発言も真面目で理知的。
彼が仮にボクサーではなかったとしても尊敬できます。

スイッチ・スタンス

クロフォードやペドラサに近いスイッチで頻繁にではありませんが効果的にスイッチします。
サウスポーではオーソドックスと違いかなり深く構えます。
サウスポースタンスは重心を後ろにおいて深く構えて顔面を遠ざけます。
ジェイコブスの長身も加わるとパンチが届きにくくなります。より守備的に戦いたい時にスイッチする印象です。

ゴロフキンの攻撃の起点であり最重要なパンチであるジャブを封じたり体格差のあるカネロを遠ざける為にサウスポースタンスを使いました。
相手を殴り倒すためというよりはやりにくさを重視しています。

知性

ジェイコブスは頭のいい選手でゴロフキンやカネロとの戦いに必要な武器と計画を用意してきました。
どの試合でも気持ちは入っていますが感情だけをぶつけてくるタイプではありません。
試合の決定から開始までの周到な準備を行い冷静に実行する知性と頭の柔軟性がジェイコブスの大きな武器となっています。

ゴロフキンの攻撃の起点であるジャブを封じ、大きなパンチにはカウンターを合わせてくるカネロに対してはショートジャブやショートフックを用意し、コンビネーションの回転力を上げてカネロのカウンターに対抗しました。
そして序盤の猛攻を凌いで後半からきっちり仕掛けました。
7、8回から明確に戦い方を変えてきており、まさに計画実行。その時迷いは感じず戦略遂行に関するジェイコブスの固い決意を感じました。

カネロ・アルバレスvsダニエル・ジェイコブス ミドル級3冠戦
3団体統一戦 試合内容 計量時にひと悶着あった両者。 前へ出るのはカネロ、ジェイコブスは横にプレッシャーを躱します。カネロの狙いはボディーです。 思ったよりカネロのパンチはジェイコブスに届きます。 ジェイコブスはスピード重...

この用意の周到さと危機管理への意識の高さ、知性。
私だけかもしれませんが、メイウェザーを感じてしまいます。

身体能力と体格

一階級上げてたスーパーミドル級でも堂々とした体格があります。
ジェイコブスの体格を高いコンディションで試合に持ち込める知識と経験は体重制のボクシングにおいて強力な武器です。

体格に加えて身体能力が高く見た目通りのパワーと体格に似合わないスピードを持ち合わせています。
瞬間的な加速もハイテンポな攻防も卒なくこなします。
カネロのカウンターに逆にカウンターをあわせてカネロを慌てさせるなど、瞬発力は並外れたものがあります。
スーパーミドル級の王者達はさらに一階級上のライトヘビー級より大きく見えますので、王者との試合でジェイコブスが体格のディスアドバンテージをどう克服するのか見てみたいですね。

ディフェンス

カネロのようなかっこいいディフェンスでらありませんが距離と立ち位置、相手のリズムを殺すジャブなどで厄介でいやらしいディフェンスの技術があり、相手がパンチを出しにくい状況を作り出します。

相手次第では膠着状態になりそうなディフェンスなので面白さには欠けますね。
ただ間違いなく機能的です。

弱点

ガラスの顎です。
この打たれ弱さでカネロとゴロフキン相手に最終ベルまで生き残ったことに驚くほどです。
実力に差のある相手にダウンを奪われてピンチを迎える試合もありました。

顎が弱いという意識があるからこそこのディフェンスなのでしょう。

HIGHLIGHTS | Daniel Jacobs vs. Julio Cesar Chavez Jr.

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