試合内容
元PFPとして軽量級で猛威を奮っていたゴンザレス。
しかしその役割は直接対決でシーサケット・ソールンビサイに奪われました。
そして今軽量級の主役は井上尚弥。
負ければ全てを失う。
あっという間に様変わりしてしまうボクシングは残酷です。
かなり期間が空きましたが実践感覚、コンディションはどうか。
47勝39KO2敗。
相手はフィリピンのディオメル・ディオコス。
14勝4KO5敗3分.
比嘉が4回で仕留めています。
初回ゴンザレスはいままで通りガードを上げてじりじりとプレッシャーをかけます。
ディオコスのパンチをブロッキングとヘッドスリップで掻い潜り距離を詰めます。
ディオコスは細かいパンチでゴンザレスから距離を取ろうとします。
ゴンザレスのボディーショットがヒットしてからは一方的。ディオコスをロープに送って痛めつけます。
相変わらずのコンビネーション。ため息がでるほど美しい。
2回ゴンザレスはプレッシャーを強めます。
ディオコスはさっきのラウンド失いかけた冷静さを取り戻しました。
しかしゴンザレスのコンビネーションがひとたび始まると軽いパニックに。
ゴンザレスは七色の打ち分け。
強弱、緩急、精度、凄まじいコンビネーションです。
ロープでコンビネーションをまとめたところでレフェリーが試合をストップ。
感想
ゴンザレス強い。いつも通り初回は様子見、2回からエンジンをかけて一気に倒しました。
近距離でのディフェンスとコンビネーションは変わらず卓越しています。
この男に2連勝もしているシーサケット・ソールンビサイはやっぱり強いですね。
久しぶりにゴンザレスの素晴らしいボクシングが見れました。
今後のキャリアに注目ですね。
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