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ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス ライト級4団体統一戦

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ロマチェンコvsロペス

ライト級の4団体統一

来年4月に決定しているライト級の4団体統一戦。
最近だとクルーザー級でオレクサンドル・ウシクやスーパーライト級でテレンス・クロフォードがこの偉業を達成していますがいまいち盛り上がりませんでした。
しかしライト級の統一戦は違います。
PFPのロマチェンコとアメリカ人選手最大のプロスペクト、テオフィモの試合です。
これは大きなイベント、というかトップランクの威信にかけてビッグイベントにするはずです。
4月辺りに井上の復帰戦とか村田のアメリカでの試合も予定されているようなので、ロマチェンコとテオフィモの前座で試合ができればいいですね。
そうでないとしても楽しみです。

閑話休題。
真面目で優等生的なロマチェンコも若く生意気なテオフィモもいい味を出しています。
22歳にしてテオフィモがロマチェンコから何もかも奪い去るか、ロマチェンコがPFPキングに返り咲くか楽しみな試合です。

ロマチェンコ

ロマチェンコはテオフィモの試合について聞かれてこう答えました。

あの短い時間で分かることはない。ラッキーパンチに近い。
私はコミーが勝つと思っていた。
言えるのはロペスのディフェンスは弱点だ。
初回からコミーに捉えられる場面があった。
年齢は関係ないと考えている。

こんな感じのことを答えていました。
ライト級で苦戦も多くなっているロマチェンコとしてはこう言いつつも不安もあるでしょう。
特にテオフィモはロマチェンコが培ってきた経験や技術といった何もかもをワンパンチで吹き飛ばしてしまいます。
普段ミスはしないロマチェンコですが、ミスがおかせないというプレッシャーはミスを誘発します。
テオフィモのパワーはリナレス戦のようなミスが命取りになります。

リナレス戦を見直してみました。
時々リナレスの左を浅く食いながらも序盤はほとんどノーミス。
4回にリナレスの右のカウンターがヒットし一瞬膝が揺れる。
まともに食いダウンを奪われた一撃、ボディーブローが効いて攻め急いで雑になったところのカウンターでした。
ロマチェンコは勝ちを確信し攻め急いだとこのミスを認めています。

一発の鋭さではリナレスに上回られているように見えます。
しかし攻撃のテンポと準備の速さでは大きく上回っています。
ロマチェンコの速さはテオフィモやデービスのような速さと違い力を爆発させるような瞬発力ではありません。
無駄を省いて効率化された速さ。パンチの準備や打ち終わりの移動など次の動作への移行がスムーズで高速です。
次々にロマチェンコが繰り出すボディーフェイントや軽打にリナレスはついていけません。
ロマチェンコの得意なパターンとしては軽打とフェイントでリナレスの攻撃を引き出しカウンターと一緒に踏み込む。
そしてリナレスの足が止まったり距離が近くなったところでパワーパンチを狙ってきます。

ディフェンスでは最初の一撃を防ぎ追撃を察知すると体を寄せて空間と角度を潰してきます。
ミスが少なくまるで精密機械。

テオフィモ

彼はいつも言ってることは同じで特に内容はないので調べませんでした。

テオフィモがサウスポーと戦った試合は最近だとマグダレノですね。
マグダレノとロマチェンコでは雲泥の差がありますが参考までに見直しました。
一瞬でトップスピードに加速する瞬発力がありますがロマチェンコと比べるとゆったりとしたリズムでの攻防です。
前後のフットワークはありますが勤勉というほどではありません。
攻防のリズムや動き続ける勤勉さに差があるので彼がロマチェンコに対してやれるのはロマチェンコが中に入ってこれないように威圧しながら、ワンチャンスをものにするまで辛抱することだと思います。
その機会は訪れないかもしれませんが、焦るとロマチェンコの思うつぼです。

ロマチェンコがテオフィモの攻撃に委縮するということはあまりイメージできないのでやっぱりロマチェンコが主導権を握り、テオフィモは苦しい展開を強いられると思います。
ただロマチェンコが前に出ようとした時、テオフィモのカウンターのタイミングが合う確率もあると思っています。

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コメント

  1. ムーンサルトをする森光子 より:

    軽打を苦にせず序盤から中盤で一撃が決まればテオフィモ、逆に防御力が低ければロマチェンコがKO。
    ポイントはいずれもロマチェンコ優位で進み判定なら大差ロマチェンコ。
    こんな感じだと思いますが、肝心のテオフィモの防御力が未知数です。
    個人的にはあと2年位で引退するロマチェンコよりテオフィモに伝説を作って欲しい所です。
    しかし、若いテオフィモにとってはこの試合の勝利すらスタートに過ぎないのかもしれません。仮にテオフィモが勝っても、ロマチェンコが築いたものを奪ったにすぎません。また、ライト・SライトはデービスやWBSS勢、東欧勢力が闊歩する戦場です。
    ジャーメインテイラーのように統一王者獲得後に躓くことなく、伝説になっていってほしいと思います。

    • とぉとぅぉとぉ より:

      展開にてついては完全に同意です。
      タトリのパンチのなさやコミーの”ラッキーパンチ”に隠れがちですがテオフィモはパンチを食います。
      その他の試合でもそうでした。
      ロマチェンコと詰将棋をすると埒が明かないというかオリンピックレベルですら適いません。
      しかしサリドのようにそもそも攻防を放棄していたり、ロマチェンコの動きに惑わされず体重移動だけを見極めて狙い続ければテオフィモのパワーなのでロマチェンコも容易には近づけないと思います。
      ただ若いテオフィモにそこまでの辛抱強さや経験は感じないんですよね。
      どっちのボクシングが好きかで聞かれるとテオフィモなので勝ってほしいと内心思っていますが…

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