試合内容
コバレフを番狂わせで破ってベルトをまくもダイレクトリマッチで奪い返されたアルバレス。
そしてコバレフはミドル級のカネロに殴り倒されると…
アルバレスは24勝13KO1敗。KO率以上にパンチはありますがディフェンスに気を使いながら戦う選手です。
シールズは24勝18KO2敗。特に誰に勝った負けたの選手ではありません。
初回からペース争いですが、アルバレスの方がスピードも手数も上回ります。
シールズは右の一発狙い。
2回もシールズは狙っている様子で手はあまり出ません。
アルバレスも警戒して慎重な戦い。
3回シールズがじりじりプレッシャーをかけアルバレスが横に動きならアウトボクシング。時々飛び込んで強いパンチを放ちます。アルバレスは危険な距離になるとホールドしてシールズに攻撃を許しません。
シールズは工夫がほしい場面ですが、打開できません。
ブーイングが起こります。
4回も同じような展開。アルバレスは非常に慎重で、シールズは打開策なし。
5回、もう同様ですがアルバレスが右を2発ヒットし聞かせました。
シールズは近づいていくだけでそこから何かあるわけではありません。
倒そうと思えば倒せるはずですが慎重さは崩しません。
6回、前の回の終了間際に効かされたシールズの動きが落ちました。
アルバレスの攻撃、特にいいジャブがヒットし消耗していきます。
7回、倒せそうですが慎重さは絶対に崩さないアルバレス。
しかし終了間際に同時に放った右がカウンターでシールズの顎を捉えました。
やっぱりパワーはありますアルバレス。
感想
アルバレスもシールズも見た目ならチャンピオンでした。怖い。
アルバレス、パワーは間違いなくありますが、ディフェンシブです。年齢や国籍を考慮すると負けられないというのもあったと思います。
しかしこれではカネロくじの当選はなさそうです。
一番確率が高そうなのはベテルビエフへの挑戦ですかね。
ベテルビエフがどうディフェンシブなアルバレスを攻略するかにしか興味は湧きません。
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