試合内容
ガラハドは前回ジョシュ・ウォーリントンの王座に挑戦し接戦の末、SDで挑戦失敗。
今回は”マトリックス”マレロ。
マレロは強豪であることは間違いありませんが、同じ週にフェザー級最強のラッセルに挑戦し差を見せつけられたニヤンバヤルに上回られています。

ガラハドはもう一度世界をアピールするならこの相手に力を示したい。
ガラハドは27勝16KO1敗。マレロは24勝17KO3敗。
初回両者ともにスピードがあります。
ガラハドが積極的に距離を詰めて軽いものの効果的なパンチを打ち込んでいきます。
グラブででマレロの顔を抑え込んだり頭から突っ込んだりダーティーながらも効果的な戦術を見せています。
終盤は流石に注意をうけました。
2回もハイレベルな攻防。
マレロはダーティーなガラハドにイラついているのかかなり強引な攻撃。
ガラハドは頭や肘、肩をぶつけてストレートファイト。
流石にレフェリーに厳しく注意されました。
意図的な反則でマレロはもっとアピールしてもいいと思えます。
3回は距離をとるガラハド。モーションの小さなパンチでマレロを捉えます。
マレロはイラついてるのか雑。
ガラハドの上腕の使い方は反則と言える場面もありますが打ち終わりや攻撃中に効果的にマレロをコントロールしています。
4回もガラハドがマレロをコントロール。
巧みです。
マレロは焦りやイラつきもあってかからか雑です。
5回からは余裕を持ってマレロをコントロール。
マレロはリズムを崩されています。距離もバランスもばらばらになりました。
6回気を取り直してプレッシャーをかけるマレロ。ガラハドはこのラウンド捌きました。
7回押したり引いたり器用な男ですガラハド。
マレロは軽いパニックのような感じで無暗に前進しヒットを奪われています。
ガラハドはヒットを奪うと一気にまとめてマレロを削ります。
8回マレロの反応は見るからに鈍り始めどの距離でもガラハドは好き放題パンチをヒットします。
KOは時間の問題になってきました。
この回を終了した時点でマレロが危険。
感想
マレロはもっとやれると思っていたんですがね。
ガラハドがここまでずる賢くまた上手いとは思っていませんでした。
正統派の堅実な戦術と反則スレスレをいくダーティーな戦術、時にトリッキーな戦術も組み合わせたオリジナルのボクシング。
このガラハドに勝利をおさめていることをからもやっぱりウォーリントンの勤勉さやスタミナは侮れません。
スタイリッシュなスタイルではありませんがウォーリントンは強い。
統一戦もうわさされるシャクール・スティーブンソンに目にもの見せてほしいですね
フェザー級は盛り上がりには欠けますが個性が揃っていますね。
現役最速のラッセル、超勤勉なウォーリントン、天才シャクール、老獪なガラハドに強打者ニヤンバヤル。
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