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ヘビー級最強 ランキング

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ヘビー級ランキング

米国ヘビー級の砦、強烈な個性のあったワイルダーがフューリーに完敗。
ヘビー級は有望選手も含めて英国支配が確立しました。
ロシアの怪力プロスペクツに期待。

ヘビー級

90.719kg~

1位 タイソン・フューリー

30勝21KO1分
31歳
206cm
KO率67%

ワイルダーとの再戦までいまいちで4位評価でしたがワイルダーとの再戦で本当の実力を見せてくれました。
試合のモチベーション次第でかなり出来に差がありますが、クリチコやワイルダー戦と危機感があるときの強さは半端じゃありません。
ヘビー級最大の体格に加えてヘビー級最高の技術、中量級並みのスピードとワイルダーの強打に飛び込めるハートの強さ。
ヘビー級最強の評価に相応しい王者です。

Boxing Highlights: The Best of Tyson Fury

2位 デオンテイ・ワイルダー

42勝41KO1分1敗
34歳
201cm
KO率93%

フューリーとの初戦ではダウンを奪いなんとか判定で引き分け。
再戦ではフューリーのプレッシャー、ジャブに全く対応できずに完敗しまいた。
それまで技術で負けてポイントを失っても最終ベルまでには何とか一発当てて逆転してきましたが、序盤で効かされた後は総崩れ。
パンチの抑止力と長身ががディフェンスとして機能していましたが、体格で劣りワイルダーのパンチを恐れないフューリーに無力化されてしまいました。

この負けから力強く立ち上がれるか。それとも自信を失って崩れていくか、ワイルダーの今後にも注目です。

3位 アンソニー・ジョシュア

23勝21KO1敗
30歳
198cm
KO率87%

ルイズ戦のアウトボクシングを評価してランクアップ。
完璧なアウトボクシングのスキルを披露してくれました。
110kg近い体重と198cmの身長でヘビー級最大級の体格がありますが異常な程動けます。
ルイズ戦は軽く仕上げスピードとスキルで勝負。
スピードとスキルを活かした戦いをすればワイルダーに当てられるまではペースを奪えると思います。
しかし結局当てられるイメージがあるので一つ下にランキングしました。

4位 アンディー・ルイズ

33勝22KO2敗
30歳
188cm
KO率62%

ジョシュアをKOして一気にランクイン。
2敗の内1つはパーカーの地元で喫したものですが、試合内容は勝利に等しいものでした。
ジョシュアとの再戦では巨大なジョシュアの機動力とスピードに手を焼き得意のカウンターを当てることが出来ませんでした。
ルイズ初めての完敗です。
ただその試合でも危険なタイミングの相打ちカウンターを狙い続け、ジョシュアの膝を揺らす場面も作りました。
誰にでも真似できるものではない勇敢なカウンターと磨きぬいたハンドスピードがルイズ最大の武器です。

Andy Ruiz Jr – Highlights / Knockouts

5位 ジャレル・ミラー

23勝20KO1分
31歳
191cm

ホワイトとどっちが強いか。
今のところパフォーマンスはいいですが強豪との試合が足りません。
ぐいぐいと相手の懐に押し入っていくスタイルは面白いしタイソンリスペクトのコンビネーションには説得力があります。
スタミナ、顎など試されていない部分も多い選手です。
ヘビー級最重量のこの迫力は侮れません。
きっと良いところまで行くはずです。

2018 Jarrell Miller Best Knockouts (20-0)

6位 エフェ・アジャグバ

11勝9KO
25歳
198cm
KO率81%

ほぼ全KOのパンチャー、アリ・エレンと全勝対決を制しました。あの日は右手を怪我していてジャブでコントロールせざるを得なかったと後に語っています。
本当なら恐ろしい選手です。
これまで圧勝続きで見せていな部分もかなりありましたがエレン戦に続き次の試合でもキラヅェにダウンを奪われ、多くの部分が判明してきました。
まずスタミナが素晴らしい。延々手を出し続けてもほとんど疲れません。
効かされた後の相手の攻撃への冷静な対処も見事で強者の風格が漂っていました。

スピードはワイルダー、ジョシュア、ルイズ、フューリーには数段劣るため瞬間的な攻防で上回られてしまうディスアドバンテージがありますが、このパワーでエンドレスに殴られたら心は折れます。
期待していますが、現状上位の選手のスピードに屈すると感じます。

EFE AJAGBA – HIGHLIGHTS OF ALL 8 WINS (7KOs)

6位 ジョー・ジョイス

10勝9KO
34歳
198cm
KO率90%

スタイバーンがどれくらい力を残していたのか分かりませんが、半端じゃない手数でスタイバーンに考える間を与えず一方的に痛めつけました。
その後惜しい選手ジェニングスを圧倒。強敵相手に力を示しています。
アジャグバ同様に延々殴るスタイルですが、アジャグバのパワーを上手さに振ったスタイルで、アジャグバにない角度からパンチを出せます。
言動やボクシングからかなり強気で獰猛な性格をしている様子が窺がえ、もしこれが劣勢でも維持できる本物の獰猛さならベルトを奪える力はあるはずです。

打たれ方がちょっと怖いかな。

Greatest Hits | Joe Joyce 'The Juggernaut' Highlights

6位ダニエル・ドュボア

13勝12KO
22歳
191cm
KO率92%

全勝のネイサンゴーマンを圧倒、そのパワーが本物であることを証明しています。
パワーはありますが粗さはなく、スピードがある割には落ち着いたボクシング。
ジャブでの丁寧な崩しを心がけるのでよりパワーが活きています。
本当に攻撃面は申し分ありません。

気になるのはディフェンスで、当てられる前に当ててしまうので今のところ被弾はほとんどありません。
しかし重心が一定で頭の位置もほとんど変わらないので一発で効かされてしまうイメージが湧いてしまいます。

Daniel Dubois Highlights | FUTURE HEAVYWEIGHT WORLD CHAMPION

ドュボア、ジョイスはなかなか強気なマッチメイクで甲乙つけがたい。
アジャグバの静かで不気味な感じも怪物じみていて期待してしまいます。

9位 オレクサンドル・ウシク

17勝13KO
30歳
190cm
KO率76%

ヘビー級のデビュー戦をKOで飾りました。
しかしやっぱり体重の上限のないクルーザー級とヘビー級はまったく違う競技です。
特にジョシュア、ワイルダー、フューリーといった巨大な王者、そして彼らに迫るジョイス、ドュボア、アジャグバも巨大。
身長だけなら変わらないルイズと比較しても質量で劣るウシクはパワーで劣ります。
彼らに腕力勝負を挑んでも簡単に跳ね返されてしまいます。
ウシクの武器は機動力と豊富な運動量です。
パッキャオがそうであったように大きな階級の選手達は下から上げてきた選手の機動力と運動量に対する対応力は磨かれていません。
ウシクが彼の最大の武器を磨き上げパッキャオのように巨大な選手達を翻弄し混乱させ、慌てふためく様を見せてくれると期待しています。

一応ウシクは苦しみながらもWSBでジョイスに勝利しています(ヘッドギアなし厚いグラブの5回戦)。
WSBではジョイス以外の各国のヘビー級エリートアマと拳を交え互角以上に戦えています。

パッキャオが自分より大きな相手にボクシングが何たるかを教えてくれたように、このアドバンテージでボクシングの限界を押し広げ、ボクシングの技術を洗練させればどんな大男にも勝ることができると証明してほしいと思います。

OLEKSANDR USYK – Highlights/Knockouts | Александр Усик

10位 アダム・コウナツキ

20勝15KO
30歳
191cm
KO率75%

ルイズと同じように連打型のパンチャーですが、ディフェンスがルイズと比較すると数段落ちます。

彼のボクシングは超シンプル。
やられたらやり返す、倍返し戦略です。
いままでこの戦略でスピルカ、マーティン、ワシントン、アレオラなど説得力のある相手に連勝しています。

この戦略でどこまで行けるかと期待していますが、アレオラ戦は序盤の4回以降は疲労でパワーもスピードもがた落ち。
パンチのアウトプットだけは歴史的でしたが、ただ出せばいいってもんでもありませんからね。
特に彼のレベルになってくると下手に攻撃すると沈められます。

今回ランクダウンさせた理由はジョイスとアジャグバ、ドュボアは3回まで耐えられればペースダウンしたところを逆襲されると感じました。
アレオラのパンチには耐えましたがアジャグバ、ドュボアのパンチには耐えられそうもありません。

Adam "Baby Face" Kownacki Highlights HD

11位 ディリアン・ホワイト

26勝18KO1敗
31歳
191cm
KO率66%
30歳
ジョシュアを追い詰め元王者パーカーに競り勝っています。
技術のあるパンチャーで懐に入っての左のタイミングが抜群で打たれ強いパーカーが倒されました。
彼はスタミナがなさ過ぎですね。チゾラ戦で露わになりましたが、全く改善されず。
後半までにダメージを与えられないと後半戦のアジャグバ、ジョイスは悪夢ですね。

Dillian Whyte Highlights

12位 ルイス・オルティス

31勝26KO2敗
40歳
193cm
KO率74%

コウナツキの上にしようかと思いましたが年齢が…
高齢です。
アマチュアの下地がありパワーと技術は高水準で迷いますね。
でもコウナツキに期待。

ワイルダーとの初戦ではKO寸前まで追い詰めましたが最後の最後、あと一発でスタミナ切れ。
そして再戦では見せ場を作れず右一発に仕留められました。

40歳、後は衰えていくだけ。
世界王者まで踏ん張ってほしいですが、引退かもしれません。

Luis Ortiz Highlights (Greatest Hits)

13位 ジョセフ・パーカー

26勝20KO2敗
27歳
193cm
KO率71%

ジョシュアとホワイトに負けています。
ギリギリ王者になれましたが正直に立派な王者かどうかには疑問符がつきました。
ハンドスピードはあり迎え撃つことは得意ですが、相手を崩していく技術がない。
アウトボクサー化すれば変わってきそうな気がしますね。

私はこの中で小さく勇気のある戦略をとるルイズとコウナツキ、ボクシングの深みを信じてウシクを贔屓に応援します。

やばいヘビー級が続々東から侵攻し始めています。

迫る東からの脅威

コメント

  1. si より:

    ヒューリーは本当に体格がやばいですね。
    ヘビー級はやっぱり高ければ高いほどいいし
    がっしりしていればしているほどいい
    その面ルイスはTOP3にどうしてもそこで劣るけど、
    センスは本当にすごいと思います。
    ワイルダーとフューリーは、
    バックボーンも主人公感あるし
    本当に役者ぞろいですねヘビー級
    ウシクも厳しいかもしれないですが
    ここに絡んでほしいな

    • si より:

      あとワイルダーなんですけど
      彼は絶対立ち上がると思います。
      娘のために。
      守るべきものがある強さというか
      そういうものをワイルダーは
      持ってるんじゃないかと思います。
      フューリーに負けてしまったけど。
      逆にジョシュアは、
      そういう精神力というかパワーを感じない。
      根性論みたいな今ではあまり好かれない
      考え方かもしれませんが。

      • とぉとぅぉとぉ より:

        同意ですね。
        ジョシュアは知的でアスレチック、能力は突出していると思います。
        ただsiさんがおっしゃる通りファイターとしての獰猛さを感じません。
        クリチコの時は感動を覚えたほどだったんですが。
        当たり前ですが立場が変わってきてから慎重さに拍車がかかっています。

        イギリスばかりではつまらないのでワイルダーとロシアに頑張ってほしいですね。

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