テレンス・クロフォード
もちろんランキングには常に選手がいますが、ビッグファイトやそれに繋がる試合を求めるクロフォードが戦うべき相手は限られています。
オリンピアンのカバラウスカスを圧倒しついにトップランクが抱えるウェルター級が枯渇してしまったようです。
前回に防衛戦から3か月たった今も日程も相手も決まらず…
停滞し遅々として進まなかったクロフォードのキャリアはついに完全停止してしまうのかもしれません。
暇つぶしにクロフォードの対戦相手を無責任なファンが選んでみました。
アレクサンダー・ベスプーチン
ラズハブ・ブタエフとの試合は影の王者決定戦というに相応しい高度な試合でした。
ベスプーチンはスピードと技術、ハート、特に勤勉さでブタエフを突き放しました。
ベスプーチンが競り勝つ判定勝利に終わりましたが、実は後味の悪い試合でベスプーチンがドーピング検査に引っかかったとか。
再戦するのが筋かもしれませんが、クロフォードへの挑戦も見てみたい。
ベスプーチンの弾丸のような踏み込みと機関銃のごとくハンドスピード、ブタエフを封じた勤勉さと技術ならクロフォードにもトラブルがあるかもしれません。
ラズハブ・ブタエフ
ベスプーチンとの試合で負けはしたもののファンを一気に増やしたはずです。
破壊的な拳と激しく獰猛な気性でベスプーチンを脅かし続けました。
クロフォードと同じくスイッチヒッターで
前回クロフォードが戦ったカバラウスカスの方がパワーはあるように見えますが、パンチのスピードは上回りベスプーチンのパンチにカウンターでアッパーカットを合わせられる技術があります。
ベスプーチン戦で見せた獰猛さならクロフォードの天才的なカウンターに飛び込んでいけるでしょう。

上記の二人は強くてクロフォードの相手として不足はありませんが如何せん知名度がありません。
クロフォードにとってはリスクが高すぎます。
ケル・ブルック
身長、体格差は思ったほどありません。
クロフォードとブルックが仲良くしています。
クロフォードをプロモートするトップランクのアラムはブルックにもオファーを出したようです。
ただブルックはカーンより知名度で劣るようで、そうだとするとカジュアルな格闘技ファンには少し格落ち感があるかもしれまん。
ブルックがウェルター級の体重を作れるなら見てみたいと思えますが、ブルックはウェルター級だと衰弱してしまうんですよね。
ウェルター級のベストコンディションのブルックならクロフォードに対しても大きく不利になることはなさそうでクロフォードと年齢は変わりません。
個人的にこの超高速対決が気になります。
他の候補としてはどこにも所属せず誰とでも戦えるマイキー・ガルシア、PBC所属ですが貸し出ししてくれそうなポーター、後はホセ・ラミレスとジョシュ・テイラーのトップランク同士の統一戦が終われば勝者はクロフォードに挑戦してくるでしょうがそれは先になりそうです。

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