世界トッププロスペクト
ずっと更新していなかったページの更新。
プロスペクト(prospect)は日本語だと有望株みたいな意味ですね。
私は世界中のプロスペクトが世界王者になるまでの過程が死ぬほど好きなんです。
足りないものを補い必要のないものを捨ててどんどん戦略が洗練されていく過程にゾクゾクします。
プロスペクトの成長の過程で起きる技術の取捨選択を見てなるほどなあとボクシングの理解が深まる気がするのです。
ちょっとプロスペクトの記事が増えすぎて乱雑になっているので更新。
世界レベルで強い、本当にやばい奴らに絞っています。
ショージャホン・エルガシェフ
ボクシングの為に生まれたと自他ともに認める男。
ティムール(ウズベキスタンの英雄)の再来とも呼ばれる逸材中の逸材。
この男のスピードとパワーは現役でも屈指。
狂気が溢れる戦いぶりも魅力の大器。

ラズハブ・ブタエフ
13勝10KOの恐ロシア人。
一時のゴロフキンやコバレフを彷彿させる攻撃力でド迫力のKOを見せてくれます。
コアなファンの間で非常に高い評価を得ていたベスプーチンには技術面、戦術面で上をいかれてしまい敗戦。
しかしその試合がベスプーチンのドーピング発覚によりノーコンテストとなったことで全勝を維持。
バージル・オルティス
15勝15KOのトッププロスペクト。
スピード、パワー、スキルに加えてガードを常に上げカウンターを狙う勤勉さを備えた未来の王者。
2冠王者と殴り合った実力者アントニオ・オロスコ、元プロスペクトのブラッド・ソロモンを簡単に平らげました。
若干22歳と恐ろしい若者で、要注目の大器です。

ライアン・ガルシア
ライト級に上げて怪物染みたパフォーマンスを披露。
相手の視界に映らず一撃で仕留めることができる”ゴーストパンチ”でドュノ、フォンセカを沈め一気にその名前をボクシング界に轟かせました。
そのゴーストパンチでキャンベルをもノックアウトしたことでその評価は暴騰。
ボクシングだけでなく見た目もずば抜けており、多くの女性ファンからの支持を集めています。
スタイル、見た目、複数階級が見込める体格、階級が最激戦区ライト級であることなどスター候補の真打です。

ジャロン・エニス
クロフォードに次ぐ天才スイッチヒッター。
オフェンス、ディフェンスの身のこなしがどの局面をとっても息を吞むほど華麗で天才的。
加えてKO率の裏付けとなるパワーとスピードがあります。
アフリカ系アメリカ人の天才を絵にかいたような男で、体格を含めたポテンシャルではクロフォードを凌駕していてもおかしくありません。

イスライル・マドリモフ
大手プロモーター、エディー・ハーンが太鼓判を押す大器。
デビューしたばかりですが注目を集めています。
縦横無尽に動き回り、相手の隙を突いて剛腕を繰り出します。

ウェルター級多いですね。
そして旧共産圏の強さ
アメリカが覇権を死守しているウェルター級もその内飲み込まれてしまいそうです。
コメント