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ライオンズ・オンリー 檻にいるのはジャモールか、それともSM級か

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ジャモール・チャーロvsスーパーミドル級

ライオンズ・オンリー

余程契約内容がいいのかPBCの選手はミドル級周辺でもカネロへ殺到するということはなくPBC内での戦いに熱心です。
ジャモールも例外ではなくあまりカネロの名前は出しません。
「来たるべき時が来ればそうなるだろ?」といった感じなんですかね。
今回ジャモールの口から出たのはスーパーミドル級への進出。さらに全勝のスーパーミドル級王者デイヴィッド・ベナビデスへの挑戦。
SNSで発信しているので本気でしょう。

内容としてはスーパーミドル級に進出し蹂躙してやると。
ベナビデスとの試合については弟ジャメールとエリクソン・ルビンの試合を引き合いに出し、ベナビデスもあんな風に終わらせてやると。

スーパーミドル級最強は?

スーパーミドル級の王者について
スーパーミドル級に在位の長い安定王者と呼べる選手はいませんが、強力な王者が揃っています。
カラム・スミス、カネロ、サンダース、ベナビデス、プラント。
階級が不明なカネロとやらかして干されたサンダースは無視。

まず一人目。

カラム・スミス

190cmの長身から繰り出される大砲とガードを上げ続ける勤勉さが特徴です。
兄のリアムとベースは似ていますが、より器用な印象でカウンター、ボディーショットを得意としています。
ただ兄リアム程の気の強さと言うか気性の粗さは感じず、冷静に淡々とボクシングを遂行する性格です。
勿論長所でもありますが短所でもあります。
この間のライダー戦ではライダーのど根性アタックに手を焼きました。
ジョージ・グローブス戦でも慎重さを崩さず体格、技術の差の割には手こずっているように私の目には映りました。
この冷静さを崩せない性格が劣勢時やカネロ、ベナビデスのような強力で崩れない選手と戦う時に少し不安かなあと感じています。

ただエンダムを簡単にノックアウトするなどカウンターの技術とパワーには特筆すべきものがありますね。
あの試合のパフォーマンスは圧巻でした。

この試合は左、左、右と全てカウンターでした。

HIGHLIGHTS | Callum Smith vs. Hassan N'Dam

芸術的。
いとも簡単にしぶといエンダムを粉砕です。

ケレブ・プラント

この選手の特徴はスピードとディフェンスですね。
ディフェンシブな選手は好みが分かれるところですが、ウィテカーのディフェンスが嫌いな選手がいないようにプラントのディフェンスも面白いものがありますね。
カネロとの鉄壁対決も気になります。
プラントはカネロにスピードでも負けていませんし、世界戦でウスカテギを何度も転ばせた左のカウンターもあります。
このスタイルでは相手が強くなっていくとKOはなかなかできなくなってしまうかと思いますが、この手のスピードとディフェンスが自慢のタイプに勝つのは本当に大変です。
頭がカッとなるとプラントが得意とする左カウンターが待っています。

プラントを派手に倒したり圧倒するのは至難の業で、そうしようとすればするほど泥沼にはまっていく。
判定でどうやって勝つか。
そのためにどれだけ冷静に戦えるか。
そんなタイプに見えます。

Caleb Plant / Sweethands (2019 HD Highlights)

デイヴィッド・ベナビデス

この男がスーパーミドル級の真打。
ディレルをコテンパンにやっつけました。
ディレルの攻撃は世界戦に相応しく少しも甘いものではなかったんです。
ただこの男、ベナビデスは雰囲気がちょっと違う。
一言で言うとやばいんですよね。雑ですがこれが丁度いい。

ヘラヘラと薄ら笑みを浮かべてディレルを殴り倒しました。
ベナビデスがディレルをロープへ送って本気で殴っている時の迫力はちょっとスーパーミドル級を超えていて、全盛期GGGやベテルビエフ、井上尚弥、エロール・スペンスなど特別な選手だけが見せられる迫力なんです。
攻撃を受けるたびにディレルはどんどん気力を削られてみるみるうち消耗。
何とか気持ちを奮い立たせて抵抗するんですが、最後は無抵抗に打ち込まれたところでストップされました。

ディレルのカウンターを食ってニヤニヤできますかね。
気味が悪い。

ベナビデスから感じるこの獰猛さもまた特別な選手から感じる気持ちの強さなんですよね。
全盛期のゴロフキンがそうでした。
ゴロフキンが見せる獰猛さ、気迫。
一点を見つめて衰えることのない尋常ならざる集中力。ギールのカウンターをもらっても一切怯むことなく右を打ち込みノックアウトしました。
世界戦ですよ?

Golovkin vs Geale highlights

パンチを受けても全く途切れなかったゴロフキンのあの集中力、「ちょっと普通じゃない」そう感じたんです。
最近の選手ではやっぱりゴロフキンの気迫がとても印象に残っています。

カネロとの初戦、アッパーカットのカウンター。
当たりどころは良くなかったとは言え、絶妙なタイミングだったんです。
加えてカネロのパンチ力です。受けたら普通驚いて怯みます。
しかし、普通じゃないのがゴロフキン。
カネロを怨念を込めて睨みつけます。

その眼光の鋭さと言ったら…殴られた男の顔じゃない。
鳥肌が立ちました。

Best moments♦Highlights♦♦♦Gennady Golovkin vs Saul Alvarez♦♦♦

適当な動画がありませんでしたがこの動画の8ラウンド、6分前後の場所です。
アッパーカットを受けた次の瞬間には目をカッと見開いてカネロを見据えています。
このゴロフキンの眼光…今見てもゾッとします。

例えばアッパーカット当てたのに効いた様子がない、それどころか少しも怯んですらいないとなると自分でも気がつかない間にパンチを打つのが嫌になってきて、だんだん手数が落ちてしまいます。
気がつけばそれがその試合の傾向になってしまいます。

話が逸れましたがベナビデスからもそれに近いものを感じます。
絶対に折れたり気持ちが後ろ向きになったりしないでしょこの男。
微塵もそんな雰囲気は感じません。

David Benavidez vs. Anthony Dirrell | HIGHLIGHTS | PBC ON FOX

これは当然相手の実力次第だとは思いますが、ディレルのパンチを受けても少しも意に介していない。
この選手は「ちょっと違うな」、そう感じてしまったんですよね。

正直ジャモールはカラム、プラントでもきつい。
ベナビデスはかなり苦しい試合になるんじゃないかって思っています。

ただスーパーミドル級でもパワージャブとカウンターのアドバンテージはあります。
それにジャモールは狂暴化する弟ジャメールと対照的に冷静な試合運びが目立つようになってきています。

今後KOを重ねていくのは弟ジャメールで逆にジャモールは勝つための戦略を遂行していくんじゃないかと思います。
これはデビューしたての二人とは対照的です。
今二人に持つ私の印象は逆転しています。

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