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怠惰、傲慢。ファイターを追いかける魔物

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怠惰、傲慢

サーマン

怠惰、傲慢。
人を常に追いかける、決して振り払うことのできない魔物。
サーマンはこの魔物に飲み込まれた。

ブラッドリー
私はパッキャオの渇望を見た。
飢えた犬のような。
私はサーマンが勝つと思っていたんだ。
私だけじゃない、みんなそうだ。

サーマンはあの試合、負けてはいけなかったんだ。
大きいし長いし強い。
ボックスできる足もある。

若さとサイズとパワーで大きく勝るサーマンがパッキャオに負けた。
2年という期間ボクシングから遠ざかっていたのも原因だと感じます。
ブランクから復帰した初戦、ホセシト・ロペスとの試合を見ても明らかなように、サーマンは錆びついていました。

パッキャオは錆びたとはいえまだまだ切れるナイフです。
そして何よりもブラッドリーの言うようにパッキャオは渇望しているのです。
41歳。
偉業を達成し、政治家という道を志しても尚パッキャオは飢えている。
峠を越えながら高いパフォーマンスを維持できるのも間違いなくパッキャオの渇望によるものでしょう。
育ちやこれまでのボクシングキャリアが影響しているのかもしれません。

復帰、いや戴冠してからのサーマンのパフォーマンスが冴えないのは怪我やブランクがあるかもしれません。
でもやっぱり一番は気持ちの問題だと思います。
ベルトを獲って自分でも気がつかないうちに満足し魔物に飲み込まれていた。

きっとこのままではサーマンが復活することはないでしょう。
王者になるまでのKOを量産していたころのサーマンの渇望。
あの原動力を失ってしまったのです。

ウェルター級の渇望

ウェルター級でこの渇望を最も感じるのはポーターとクロフォードでしょうか。
またポーターの話になってしまうのですがポーターから感じる渇望は尋常ではありません。
もはや狂気。

サーマンvsポーター。
当然サーマンの高い能力には驚かされました。
しかし、印象に残るのはどうしてもポーターの渇望でした。
スペンス戦も顕著でしたが、サーマン戦もポーターの並々ならぬ決意を感じた試合です。

そしてもう一人クロフォード。
カバラウスカスに幻のダウンを奪われた後。
普段冷静なクロフォードが向きになり打ち合いました。
冷静さを失ってしまうほど夢中になってしまうのは、クロフォードはそれほど熱意をもってボクシングに打ち込んでいるからだと思います。

クロフォードは子供の頃からボクシングが好きでたまらない、練習の虫だと聞いたことがあります。
そのクロフォードのボクシングへの誇りが傷つけられ、我を忘れるほど夢中になってしまった。
そんな印象を受けました。
後一歩届かないポーター、ビッグファイトに恵まれず苦渋を舐めさせられるクロフォード。
ウェルター級では特にこの二人の渇望が大きいと感じます。
だからこそファンは彼らのボクシングに魅了されてしまうと思います。

あの頃の渇望を呼び覚ますのだ!

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