エリクソン・ルビンの逆襲
チャーロ戦
エリクソン・ルビン。
マイク・タイソンにも宣伝されPBCで大売り出しされていた選手でトッププロスペクトとして大きな期待を背負っていました。
初挑戦は覚醒したジャメール。
相手が悪かった。
ノックアウトオブザイヤー級のKOの犠牲者に。
ルビン
俺は未熟だった。
あの負けから色んなことを整理してきた。あの時は準備ができていると感じていたんだ。
俺はスーパースターになると。
だけど神はそう考えてはいなかったようだ。俺は立ち上がり、そしてWBCの挑戦の先頭に立った。
リベンジは近い。
実力者の揃うこの階級でやってきたことはNo.1に相応しいと自負している。
奴が俺から逃げているとは思わない。
一度俺と戦ったんだ。今の俺はあの時とは一味違う。
俺にとってはファンがすべて。
ファンこそが俺の原動力なんだ。
だからこそファンの為に戦う。WBC3位にハリソンと戦うのも手だ。
PBCもやりやすいだろう。
ジャメールに負けてから4連勝3KO。
初挑戦の相手がジャメールで流石にまだ早いだろうと感じていました。
まだジャメールのパワーとスピードをコントロールできないと。
結果は想像を超えるものでした。
電光石火の一撃で試合終了。
ジャメールのキャリアを代表するKOの犠牲者となってしまいました。
でも確かに今のルビンが自負するようにより力強くより速くなった印象です。
前回は実力者ナサニエル・ガリモアを圧倒しています。
負けから力強く立ち上がりました。
王座挑戦に相応しい強さを感じます。
ジャメール
しかし負けを糧に成長したのはルビンだけではありません。
ジャメールもはっきりと強くなりました。
より狂暴化し難敵ハリソンの徹底抗戦を受けながらもKO。
ハリソン戦で底が見えたかに見えたジャメールでしたが、実はもう一つ底がありました。
ルビンも強さを増していますが、ジャメールも強い。
しかしジャメールは一度通り過ぎた道を振り返ることはないと断言しロザリオとの3団体統一戦かスーパーウェルター級で最強と推す声もあるジャレット・ハードの試合に進むと公言しています。
ルビンはもう一人二人実力者を倒しておく必要がありそうです。

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