ライアン・ガルシアvsバージル・オルティス
人気はライアン
衝撃的なKOを連発し、ファンの数をどんどん大きくしていくライアン。
ファイトスタイルも華があります。
どんでもないパワーとスピードのワンパンチフィニッシャーです。
イケメンでビッグマウス。
女性やカジュアルなボクシングファンからの人気をどんどん吸収し、まだチャンピオンではありませんが次世代のスターと宣伝されてます。
現スーパースターのカネロにもかなり可愛がられている様子。
テオフィモにデービス、ロマチェンコと人気選手が集うライト級ということもあり王者以上に王者のような扱いを受けています。
7月にコロナ後すぐの復帰を計画していたようですが、デラホーヤが却下。
代わりにこの男が選ばれるみたいですね。
人気という意味ではライアンに後れを取っている次世代のスター候補。
バージル・オルティスJr
カジュアル層からの人気を集めるライアンとは対照的にコアなファン層から評価がジワリジワリと上がってきているのがバージル・オルティスJrです。
15戦全勝15KOのトッププロスペクト。
最近の試合では元プロスペクトのブラッド・ソロモンを軽く一蹴。
その一つ前の試合では元世界タイトル挑戦者で現2団体統一王者ホセ・ラミレスとの12回にも及ぶ激しい打ち合いで負けはしたものの実力を証明したタフなアントニオ・オロスコを僅か6ラウンドで撃沈し、大きな衝撃をボクシングファンに与えました。
一発の破壊力とういう点ではライアンに譲ると思いますが、ガード上げ続ける勤勉さに相手が倒れるまで攻め続ける闘志、戦いの幅という点ではライアン以上のものを感じます。
スタミナや打たれ強さなどまだ試されていないことの多い両者ですが、次世代のスター候補である両者のどちらかに賭けろと言われれば私はオルティスに掛けます。
現時点でもオルティスは世界挑戦者に相応しい力はあると思います。
必要なのはほんの少しの経験くらいでしょうか。
王座確実と言いたいところですが、ウェルター級最強を証明するにはエロール・スペンス、テレンス・クロフォードという高い高い壁を超えなければなりません。

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