フリオ・セサール・マルティネスvsアーテム・ダラキアン
マルティネス
カネロを指導するレイノソもお気に入りのメキシコ人マルティネス。
絶賛されています。
実際にそのファイトはファンの胸を熱くするものでした。
クリストファー・ロサレスと激しく打ち合いKO勝ち。
ディフェンスに秀でた選手ではなく、パンチは頻繁に食います。
ロサレスの危険なパンチを何度も受けていました。
しかし持ち前の打たれ強さと集中力で倍のパンチを打ち返していくことができます。
相手が嫌になるまでこれを繰り返します。
攻撃が最大の防御タイプの選手です。
田中は井岡を目指さずにこのマルティネスを目指してほしかった。

フリオ・セサール・マルティネスvsクリストファー・ロサレス これこそがファンを魅了するメキシカンスタイル
試合内容 この二人の試合は試合を見なくても激闘が想像できますね。 マルティネスは14勝11KO1敗のメキシコ人。なんとデビュー戦で負けています。 この前は英国でチャーリー・エドワーズを粉々に砕きましたがベルの後の攻撃でノーコンテス...

規律正しく勇敢に、そして激しく戦う フライ級の怪物マルティネス
フライ級の怪物 レイノソ談 カネロのトレーナーであるレイノソはフライ級のフリオ・セサール・マルティネスを非常に多くの形容詞を使って賞賛しています。 「規律正しく、カリスマ的で強靭で忍耐強く。 普通のファイターとはどこか違っていて...
マルティネスはハードパンチという秀でた武器がありますが、穴の無い選手ではありません。
危険なパンチを食います。
ダラキアン
ダラキアンはウクライナの全勝の世界王者。
マルティネスとの試合は2団体統一戦になります。
不遇なダラキアンにとってスター候補との2団体統一戦はこれまでにないモチベーションとなるはずです。
目立った相手への勝利は元王者ブライアン・ビロリアとの試合くらいでしょうか。
それ以外はウクライナ国内で防衛戦を消化しています。
マルティネスとの試合は中国で行われます。
中国市場はとても大きい。
そして中国にはカンフーアクションに代表されるように武道、戦いの下地があります。
アマチュアボクシングにも力を入れています。
木村翔が中国で人気者になったのは純粋にボクシングを楽しむファンがいたからでしょう。
ナショナリズムに囚われず純粋に選手を応援するファンが。
面白い試合をしたら木村のように人気を確立できるはず。
不遇のダラキアンかスター候補マルティネスか。
勝っても負けてもどっちも得をする試合を期待です。
これからのボクシングがアメリカではなく中国を目指すようになったら面白いですね。
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