スーパーフライ級戦線
一度燃え上がったスーパーフライ級はもう一度熱狂を取り戻せるか。
井岡一翔vs田中恒成
日本では井岡と田中が話題でファンとして楽しみな一戦ではあるんですが、やっぱりどこかローマン・ゴンザレス、シーサケット・ソー・ルンビサイ、エストラーダとの試合を見てみたかったという私がいます。
元PFPキング相手にどれだけやれるのか。
ゴンザレスやエストラーダとの技術戦は白熱しそうです。
ゴンザレスを二度も退けたタイのブルドーザー、シーサケットの突進をどうやって捌くのか。
これも見てみたい。
シーサケットはゴンザレスを倒してかなりハードなマッチメイクをこなしていましたが、最近のマッチメイクは緩め。
ONEプロモーションと契約していよいよキャリアの着陸態勢に入ってしまったようにも見えてしまいます。
4回戦のかませ犬からPFPキングを打倒までやり遂げてしまいましたからね。
モチベーションがは枯渇してしまったのかもしれません。

復活を遂げたチョコラティト
ゴンザレスはシーサケットに2連敗し軽量級スターの座を奪われました。
そしてそのシーサケットはエストラーダに負けてキャリアが停滞。
エストラーダはゴンザレスやシーサケットのようにいまいち人気が出ません。
そうこうしているうちににモンスターが軽量級を席捲しました。
井上はゴンザレスとの試合も期待されていた選手ですが、その時から人気も立場も逆転。
もう終わったかとも思われたゴンザレス、しかし前回の試合でカリド・ヤファイを粉砕。
不死鳥のごとく蘇りました。

スーパーフライ級へ順応したのか、パワーが増したようにも見えました。
今、ゴンザレスは再戦でシーサケットを退けてスーパーフライ級最強の称号を手にしたエストラーダとの再戦を画策しています。
ゴンザレスがこの試合で要求したファイトマネーは$1ミリオン。
軽量級で100万ドルは破格です。
その試合のファイトマネーは置いといて、勝者はシーサケットと戦うんだとゴンザレスをプロモートするハーンが述べています。
シーサケットとアムナットの試合を見るまでは何とも言えませんが、アムナットはそもそも40歳で戦うモチベーションというよりは金の為にリングへ上がっている選手。
シーサケットの最近の試合のコンディションを見ても、ゴンザレスとエストラーダの勝者との試合が魅力的だとは思えません。
それなら井岡、田中の勝者が絡んでいってほしい。
スーパーフライ級のベルトを持つのは現在アンカハス、ゴンザレス、エストラーダ、井岡。
ゴンザレスとシーサケットが起こした熱狂をもう一度スーパーフライ級に呼び戻せるか。
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