エロール・スペンスJr vsダニー・ガルシア
スペンスの生命力
スペンスとガルシアの試合が決定しました。
PPVで行われます。
ショーン・ポーターとあれだけの試合をして、その後あれだけの事故で大怪我をして初めての試合がダニー・ガルシア。
スペンスの生命力は底知れません。
ダニー・ガルシアはショーン・ポーターとキース・サーマンに負けているとは言え、どちらも接戦でした。
ウェルター級の強豪でう。
パッキャオ並みの足を持ち、突進からの揉み合いなどのフィジカルの強さで相手の良さを消してしまうポーターや足を使い距離をとりながらの一発狙いのサーマンとも違い、ガルシアはどちらかと言えば正統派の打ち合いの選手。
これがスペンスとの試合ではどう活きるか。
スペンスはパワーやスタミナは尋常ならざるものを持っていますが、ディフェンスでは相手から顔を背けるようなこともあるので、技術とパワーのあるガルシアとの打ち合いで不覚をとるかもしれません。
ノールックパンチが当たるか?
しかし、ポーターとの試合などを評価するとスペンスが有利ですかね。
ガルシアをノックアウトできれば、スペンスの評価はかなり高まりますが、KOを狙うのは危険な相手に見えます。
ガルシアからしてみればサーマンとポーターに負けて失った市場価値を一気に取り戻せるどころか、ウェルター級ではパッキャオに次ぐ市場価値を手に入れられます。
ガルシアには必殺技があります。
これまで多くの強豪を一発で仕留めてきました。
PPV
スペンスはマイキー・ガルシア、ショーン・ポーターに続いてダニー・ガルシアが3回目のPPVです。
こうなってくると、ダニー・ガルシアを倒した次はパッキャオか?とも思えてきます。
パッキャオはビッグマネーを求めてゴロフキンとの試合も視野に入れているという噂もあります。
ゴロフキンの方が話題はありますが、スペンスの方が相応しいと思います。
勝者はウェルター級3団体王者となります。
そうなると残るベルトはクロフォードのみ。
ウェルター級4団体統一戦となれば、歴史的な試合になります。
ファイトオブザディケイド(10年間最高試合)にノミネートされることは確実ですね。
クロフォードvsスペンスorパッキャオ。
ファンも殺到する組み合わせじゃないですかね。
特にクロフォードvsスペンスとなれば、因縁の対決です。
それぞれの所属するテレビ局だって納得する市場規模のイベントになるはず。
来年はウェルター級4団体統一戦が見てみたいですね。
コメント