ジャモル・ジェームズvsトーマス・デュロル
試合内容
WBA暫定王座の決定戦。
ジェームズの戦績は26勝12KO1敗。
負けはヨルデニス・ウガスによるもの。
身長は驚異の188cm。
デュロルメは25勝16KO3敗。
ウガスとクロフォードに喫した負けがあります。
デュロルメはかなり積極的です。
気合入っています。
ジェームズはリーチを活かして距離を取ります。
元々スーパーライト級で戦っていたデュロルメ同じ階級とは思えないリーチの違いがあります。
2回もデュロルメが積極的。ロープに追い詰めて連打を見せるも当たりませんでした。
3回もデュロルメが積極的にハードショットを打ち込みますが、クリーンヒットには至らず。
残り1分からジェームズも打ち返し打ち合いに。
デュロルメは積極的ですがクリーンヒットは奪えず。
ボディーブローが効果的に見えますが、効かすまでには至りません。
そんなに差があるようにも見えませんが、カウントされるヒット数を見るとジェームズが有利に進めているのか。
7回からデュロルメの動きが緩慢になってきました。
のらりくらりと攻撃を躱すジェームズに手を焼いています。
デュロルメが落ちてきたところでジェームズがややペースアップ。
8回からジェームズのペース。
派手なパンチを放つデュロルメですがダメージは与えられません。
9回、積極的に出るのはデュロルメですが、明らかに動きが緩慢になりジェームズに狙われる場面が増えてきました。
10回はジェームズがディフェンスでも魅せます。
11回チャンピオンシップラウンド。
デュロルメは食らいついて逆転できるか。
最終回。
デュロルメは逆転のkoを狙って最後の燃料を燃やしていきます。
しかしジェームズも必死にこれを躱す。
UDでジェームズ。
感想
歓声?のような音声と観客の写真?のようなものが映り込んでいいました。
無観客を盛り上げるための脚色なんですかね。
ジェームズはパッキャオやサーマンと戦いたいと宣言しました。
サーマンには勝てる気がします。
パッキャオはジェームズには負けないでほしいと思ってしまう私がいます。
デュロルメはプエルトリコのプロスペクトとして期待させれていましたが、ここが壁か。
大事な試合を落としてしまいます。
もう一段階、もう一踏ん張りしてほしい選手です。
他界したトラヴェル・メイゾン。
ジェームズと同じような体格でエンターテイナーとして、ボクサーとしての素質は数段上回っていたように思います。
もっと見たかった。
本当に残念です。

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