カネロ・アルバレスvsアヴニ・ユルドゥルム
ユルドゥルム
WBCがユルドゥルムとの試合をオーダー。
報道によればカネロの対戦相手探しが相当難航しているようで、次の対戦は未だに未定なようです。
候補として今回挙がっているのは、アヴニ・ユルドゥルム。
トルコの選手で21勝12KO2敗。
クリス・ユーバンクとアンソニー・ディレルに負けています。
ユーバンクとの試合を観戦した覚えがありますが、ユーバンクと打ち合いKO負けしています。
ユーバンクと足を止めて打ち合いましたが、差を見せつけれる内容と結果でした。
ユーバンクが打ち合いに滅法強いだけではありますが、カネロも打ち合いに強く、その強さはユーバンクかそれ以上です。
ユルドゥルムはカネロが相手となるとユーバンク以上に厳しい試合が予想されます。
勝てばジョシュアvsルイズ以上のアップセットだとは思いますが、ルイス以上に希望は薄いと思います。
ユーバンクvsユルドゥルム ハイライト
正直に言ってしまうとフィールディングの二の舞ですね。
今のカネロは強い。
しかしカネロは強いと断言しづらいのも事実です。
カネロはメキシコ牛を食べただけだと弁明しているもののドーピングの前科があります。
カラムとやれよ
カラム・スミスと戦うとか言われていましたが、その計画は頓挫してしまったんですかね。
アメリカ以外でも戦いたいカネロ、戦ってほしいDAZN。
スミスとしても勝って得られるものと比べると負けて失うものは小さい。
DAZNの契約者もお金を払っている以上はユルドゥルムでは納得しませんよね。
最低でもカラムとの試合が見たい。
選手個人のファイトマネーが高騰しすぎてファンが見たい、金を払いたい試合が実現しない現状がずーっと続いています。
ライトヘビー級(ベテルビエフ)はカネロが少し可哀そうだとして、スーパーミドル級なら上記のカラム・スミス以外でもカネロとの試合が見てみたい選手は少なくありません。
ドミトリー・ビボル
ライトヘビー級の王者ですが、スーパーミドル級が適正だと公言しています。
カネロと戦うなら階級を落としてきます。
実際に他のライトヘビー級に対して体格で不利になることも多い選手です。
現状は試合枯れ。
デイビッド・ベナビデス
計量を失格して王座を剥奪されてしまいましたが、スーパーミドル級最強と評価されることの多い選手です。
カネロと同じく打ち合いに滅法強く、サイズではカネロを大きく上回ります。
もしカネロがここ数戦のゴロフキンやジェイコブス、コバレフと戦ったような戦いをした場合、ベナビデスとの試合は激戦になることは必至、KO決着が予想されます。
カネロがゴロフキン初戦のように退きながら戦うことも予想される倒し屋。
ジャモール・チャーロ
チャーロはビッグファイトを模索し3階級目となるスーパーミドル級への階級アップも視野に入れているようです。
最近のジャモールの戦い方はパワージャブを活かしたカウンタースタイル。
スマートです。
カネロとの試合は技術戦になりそうでベナビデスの次に興味があります。
結局第二のフィールディングのユルドゥルムになってしまうのか。
コメント
ミドル〜ライトヘビーは見事にカネロが滅茶苦茶にしてくれましたね。かつてのウォードを見ているようです。いやあ本当に腹立たしい。
しかしフランチャイズ王座の件からしてWBCはカネロとズブズブかと思ったんですが、なんでユルドゥルムを指名したんですかね。一向にマッチの組めないカネロへの助け舟のつもりだったんでしょうか。
よくわかりませんが一つ言えるのはDAZNの投資はもう回収できないだろうという事ですね。
ウォードやカネロがやってくるまでは活発で面白い階級だったんですけど…
軽量級などある意味ファイトマネーが安く流動的な階級の方が面白いですよね。
バンタム級もスーパーライト級もWBSSは白熱していました。
コロナの影響もありますがボクシングは大停滞です。