エレイダー・アルバレスvsジョー・スミスJr
試合内容
こちらの記事でも紹介した苦労人対決。
スミスはボクシングをしながら未だに肉体労働を続けています。
アルバレスは在位は長くはなかったものの元世界王者です。
負ければ後退は避けらずお互いに絶対に負けられない試合です。
アルバレスは25勝13KO1敗。
スミスは25勝20KO3敗。
アルバレスがコバレフの猛攻をしのいだ固い守りでスミスを封殺するか、手数と一発の破壊力でスミスがホプキンス戦を再現するか。

スミスは初回から超積極的。
これだからスミスの試合は面白い。
ガードの上からでも効きそうなフックを叩きつけます。
アルバレスは固い守りでスミスのパワーに対処し、細かくパンチを返していく。
2回もスミスの前進は止まりません。
アルバレスも危険なパンチで迎え打ちます。
アルバレスもカウンターを返しますが、ここまではロープに押し込んでのスミスの手数が優勢に見えます。
3回スミスはガードの上だろうがお構いなし。
パンチを叩きつけます。
アルバレスは固い守りでクリーンヒットは許しませんが、スミスのパワーに押されいつも以上に手数が出ません。
4回それにしてもアルバレスをこうも簡単に押し込むとは。
スミスのフィジカルは本物ですね。強靭です。
距離が近くなって展開が激しくなってきました。
アルバレスの強烈なパンチが何度かスミスを捉えました。
5回、スミスの中間距離のパンチの強さは並外れています。
このラウンドから均衡が崩れてきました。
アルバレスは鼻から出血しダメージを感じさせる動きを見せます。
6回アルバレスは中間距離での打ち合いを避けるようになってきました。
距離をとってスミスをコントロールしようと試みます。
スミスは顔面の守りは固いアルバレスの腹に狙いを定めたか。
7回もボディー狙いのスミス。
アルバレスはクリーンヒットを奪うも続きません。
この回もダメージを蓄積しました。
8回、明らかに動きの鈍ってきたアルバレス。
スミスのパンチへの反応が遅れます。
9回にスミスの右ストレートが直撃。
アルバレスはロープの外に弾き飛ばされました。
何とか立ち上がるもレフェリーストップ。
感想
スミスとベテルビエフのとの試合は見てみたいですね。
暴力対決。
ベテルビエフ有利と思いますが、スミスのパワーなら絶対はありません。
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