ゲイリー・ラッセルJrがウェルター級だったなら

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コラム

ラッセルはPFP級

「年一男」 不名誉な称号

ゲイリー・ラッセルはロマチェンコに負けた年の翌年2015年から約6年間で6試合しかこなしていません。
今年の試合も決まっていないので年1男を継続でしょう。
その勝ちの中には現スーパーフェザー級王者のジョセフ・ディアスやオリンピック銀メダリストであるトゥグツソグ・ニヤンバヤルなど強豪への勝利が含まれています。
試合内容や類まれなハンドスピードからPFP級の実力だと評価されることはありますが、試合頻度やロマチェンコに負けていることに加えて階級などなど様々な要因から人気はいまいちです。

ラッセルを応援しているファンはきっとラッセルと同じように歯がゆい思いをしているはずです。
ラッセルからのラブコールを無視し続けたサンタクルスはデービスがほんの少しちょっかいをかけただけで、ニコニコしながらデービスの元まで走り去ってしまいました。

ラッセルはサンタクルスのあまりに冷酷な態度に憤慨し、遂にはフェザー級を飛び越えて全く関係の無い選手達に八つ当たりを始めています。

特に標的とされたのは2階級上のライト級プロスペクトでサンタクルスを奪ったデービスとやや地味で目立たないデビン・ヘイニー。あと一人はアマチュア時代に因縁があるという4階級上のウェルター級の王者テレンス・クロフォード。
ラッセルの八つ当たりは基本的に無視されていますが、唯一デビン・ヘイニーだけが反応してくれています。

フェザー級では今後とも敵は現れないであろうラッセルのスピードと技術、そしてあまりに大きな野心がどれほどの体格差を克服できるのか見てみたいではありますが、バンタム級の井上尚弥とさして変わらない骨格であろうラッセルがライト級まで上げるのは無謀に思えます。
フェザー級ですら小柄でベストな階級であると言えるのかは疑問が残ります。

ラッセルがウェルター級であったなら

ラッセルがボクシングの最人気階級であるウェルター級であったならと時々考えます。
競争はフェザー級より過酷にはなりますが、ラッセルの抜きんでた実力であればきっとウェルター級の最前線で戦えるはずです。
ウェルター級2団体王者スペンスやPFPにも名を連ねるクロフォードですらその名声は危うくなるかもしれません。

ラッセルがウェルター級であったなら、銀メダリストや未来の世界王者が平凡に見えてしまうほどのラッセルの才能と実力が高く正当に評価されていたんじゃないかと思ってしまいます。
狂気ともとれるラッセルの4階級上の王者への挑発発言も勇敢さと受け取れたのかもしれません。

しかしボクシングには階級を超越するボクサーがいます。
フェザー級からスーパーライト級を制し5階級目となるウェルター級でトップレベル相手に普通に勝負を争っているマイキー・ガルシアとフライ級からスーパーウェルター級までを制したマニー・パッキャオです。

今でこそマイキー・ガルシアがウェルター級で戦えることに疑問の余地はありませんが、スペンスに挑むまでのガルシアの勇敢さは狂気とすら思えました。
パッキャオに関してはボクシングの常識を根底から覆す超常現象です。

天才の中の天才である彼らには階級なんてものは誤差に過ぎないのかもしれません。
ラッセルももしかしたらいい意味で私達ボクシングファンの予想を裏切ってくれるかもしれません。

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