ロベイシ・ラミレスvsフェリックス・カラバロ
試合内容
今年4試合目となるオリンピック二連覇のラミレス。
デビュー戦でまさかまさかの判定負けを喫してから5連勝。
相手はラミレスがオリンピックで退けたシャクール・スティーブンソンに弄ばれてKOされたフェリックス・カラバロ。
真価を示せるか。
戦績は5勝3KO1敗。

シャクール・スティーブンソンvsフェリックス・カラバリョ 無観客でサンドバッグ打ち
コロナ後初
てっきり今週末だと思っていたら今日だったんですね。
水曜日にやるなんて思ってもみませんでした。
セット自体は豪華ですがこじんまりとした会場にリングだけ。
観客はなし。関係者は全てマスクを着用。
今後はこれがスタンダ...
カラバロはスティーブンソンに負けて再起戦もアマチュアエリート。
ラミレスにデビュー戦の悪夢を再び見せられるか。
戦績は13勝9KO3敗2分。
カラバロは初回から突進し惜しみなくに強いパンチを振り回します。
カラバロは肉弾戦とボディーブローが活路です。
ラミレスは横へカラバロのプレッシャーを躱しながらガードの隙間にパンチを通します。
ラミレスは足を使ったボクシングは華麗ですがガードを固めた打ち合いでは非力さを感じずにはいられません。
後半戦はカラバロは圧力を強め、ラフに攻め込みます。
しかしラミレスはカラバロの動きを盗んだのかディフェンスの安定感が増しました。
5回にカウンターを当てて一気に畳みかけるラミレス。
危険なタイミングや角度のパンチを幾度当てるもダウン奪取ならず。
6回からラフさを増したカラバロにレフェリーが警告。
その後もヒット数で上回りラミレスがポイントを奪い続けます。
UDでラミレス。
感想
ラミレスはシャクールと比較するとフェザー級だと小柄で細くひ弱に見えます。
この日は正確なパンチでポイントを奪いましたが、危険な距離でガードを固めて足が止まるので一発逆転の雰囲気が特に序盤は漂っていました。
コメント
シャカールもシャクールでゴンザレス相手にあんな試合で、よく階級アップなんかできるなとは思いますが…まぁSフェザーですからね…。
対するアマチュア時代のライバルのロベイシ。
リゴンドーとかドネアってなんで適正以上であんなバキバキな体作れたたんでしょう。あの脚のどこに自分のパンチに振り回されない力があったんでしょう。
そんな疑問を想起させる平凡なボクサーになってしまっていると感じます。
かなり期待していたんですけどね
金になる階級に合わせるのは仕方ありません
この日の内容だとシャクールに勝てたことに驚いてしまいます