ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス
かなりかっこいいプロモーションビデオです。
来週末の決戦になります。
最高にワクワクする試合です。
ロマチェンコvsリナレスも最高に興奮していましたが、テオフィモのワンパンチのスピードとパワーを考慮してこの試合のスリルはそれ以上です。
技のロマチェンコ
オリンピック2連覇という偉業を達成しプロへ参入してきたロマチェンコ。
プロ僅か2戦目にして、負けはしたももの強豪オルランド・サリドと戦い、なんとプロ3戦目にして現フェザー級最強の評価を得ているゲイリー・ラッセルを圧倒し封殺しました。
7戦目にして2階級を制覇。
その後のスーパーフェザー級では挑戦者をことごとく「ノーマスチェンコ(ギブアップ)」させ、PFPの階段を駆け上がる圧巻のパフォーマンスを披露。
同じくオリンピック2連覇のギレルモ・リゴンドーをも完封しノーマスチェンコまで追い込みました。
12戦目で3階級目となるライト級のタイトルを獲得。
ライト級での対戦相手は充実し世界3階級王者のホルヘ・リナレスにオリンピック金メダリストのルーク・キャンベル、陰の実力者ホセ・ペドラサに競り勝ち、元世界王者アンソニー・クロラを圧倒しています。
しかし層が厚く体格的な不利を常にかかえるロマチェンコはスーパーフェザー級の時のような支配力は確立できていません。

ライト級最後のベルトを持つのは新進気鋭テオフィモ・ロペス。
ライト級でも屈指のパワーとスピードを持つロマチェンコの天敵です。
オリンピック2連覇の卓越した技巧でどれだけ体格の不利を克服できるか。
力のテオフィモ
テオフィモ・ロペスはホンジュラスにルーツを持つ持つアメリカ人。
現在人気選手が集結し最も注目を集めているライト級でロマチェンコを除いて唯一の王者です。
初世界挑戦となったリチャード・コミー戦は経験豊富なコミーに対してテオフィモは不利と見る見方も多かったと記憶しています。
ロマテェンコもコミーを支持していました。
しかし結果的にテオフィモがコミーをワンパンチで仕留め、鮮やな戴冠となりました。
技のロマチェンコに対してテオフィモのアドバンテージはフィジカルを生かした瞬発力。
一瞬のスピードとパワーであれば、ロマチェンコを大きく上回ります。

もしもテオフィモがボクシングでロマチェンコに戦いを挑むとすれば、恐らくは歯が立たないでしょう。
しかしテオフィモにはコミーを沈めた一発があります。
そしてロマチェンコはリナレスの電光石火の一撃でダウンを喫しました。
テオフィモのパワーとスピードであればそれで試合を終わらせることができます。
技のロマチェンコか力のテオフィモか。
史上4人目の5団体統一王者となるのは誰だ。
コメント
なんかロペスが勝っても4団体統一出来ないみたいですね。
フランチャイズ王座の規定が邪魔する様です。
何なんですかそれ!?
私の中ではテオフィモは4団体統一王者です。