ロマチェンコの冷静さが不気味さに変わるまで

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ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス

冷静さの中に熱い投資を見せるロマチェンコ

記者会見も終えて残すは今週末の計量と試合を残すのみとなりました。
会見ではロマチェンコは相変わらずというか、常に落ち着いて淡々と質疑応答を行い逆にそれが不気味に感じるほどでした。
今回はコミー戦のパンチをテオフィモのパンチが先に当たっただけのラッキーパンチと表現するなど、普段より闘志が漲っているようにも感じました。

と言うのもテオフィモが、というかアメリカ人はそうだと思いますが試合を盛り上げる為にロマチェンコを挑発する行動を繰り返していたからです。
サンドバッグにロマチェンコの顔をペイントして殴り付けたり、時にトラッシュトークで罵ったりです。

格闘技ではそれが普通と言えば普通ではありますが、ロマチェンコの母国ウクライナの文化では馴染みがないようでテオフィモのような口をきけばウクライナではただでは済まないだろうとやり返しました。

お国柄なのかもしれませんが、ロマチェンコは常に淡々としています。
それが試合が近づくにつれて段々と不気味さに変わっていくんです。

今回のプレスカンファレンスでも英語が得意ではないからなのかもれないのですが、抑揚のない言葉で淡々と、そして最後にはかならず「日曜日に全て分かることだから」と締めくくっていました。
決して力強さがあるわけではないのですが、少しもその言葉にプレッシャーを感じている様子はなく、ただ分かり切っている事実を語っているのかのようにも見えました。

テオフィモの体重はどうなる

ライト級は限界と言われ続けているテオフィモの当日のコンディションはどうか。
どうせ体重を落とせないのならとデービスのように開き直るタイプでもなさそうで、そのあたりのストイックさはテオフィモからひしひしと伝わってきます。
命がけでも体重は作ると思います。

ロマチェンコとの試合が実現しなければスーパーライト級へ上げると公言し、計量当日は常にげっそりな彼が減量に苦しんだとすれば、一方的な試合になるかも確率は低くないと思います。

しかしもし、テオフィモが過去最高のコンディションで試合に臨めば。どうなるか分かりません。
スーパーフェザー級が適正でライト級は大きすぎると公言するロマチェンコに対して当日の体重差は大きくテオフィモ有利に働きます。

コミー戦で見せたワンパンチもあり得ないこともないはずです。

前半のテオフィモは脅威

コミー戦のワンパンチノックアウトや中谷戦の後半の失速を見ているロマチェンコは前半は慎重に立ち上げていくはず。
減量に苦しむテオフィモは時間が進むにつれて力が落ちていきます。

テオフィモに勝機があるとすればコミー戦の再現のような試合でしょうか。
長引けば中谷にやられたように疲れたところで腹を効かされる確率も上がっていきます。

ロマチェンコのプレスカンファレンスでの不気味なほどの落ち着きを見ると後半のストップもあるのでは?と思えてきました。

今週末たのしみです

コメント

  1. ムーンサルトをする森光子 より:

    判定ならロマチェンコだと思っていたんですが考えが変わってきました。
    ロマチェンコは4R辺りまでロペスを分析しながら疲れさせる事に徹する気がします。仮にそうなった場合、判定までも連れ込むと僅差、スタイルや人気的にロペスに傾いてもおかしくありません。ロマチェンコが狙うのは後半KOという事になります。
    ロペスの判定勝ち、ロマチェンコのKO、いずれもオッズは高くは無いと思いますが、この展開を予想します。

    • とぉとぅぉとぉ より:

      計量後のフェイスオフを見てもロマチェンコの計画は既に始まっているように感じました。
      ロペスを欺く演技なのか、それとも気持ちの表れなのか。
      大注目ですね。

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