PFP退治、ブルック出陣

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コラム

テレンス・クロフォードvsケル・ブルック

ハードコアなボクシングファンなら絶対に見逃せない試合です。

何故なら”The Special One”はクロフォードに勝るものをいくつも持っているから。
クロフォードが絶対に勝つとは言い切れないからです。

静かな好カード

このカードは意地と意地がぶつかり合う好カードになる可能性は秘めています。
しかし同時にいつも通りクロフォードの一方的な試合となる可能性もあります。

はっきりと元王者ブルックとの試合はクロフォードにとってリスクのある試合です。
にもかかわらずこの試合が終わってもクロフォードは”Bud”(萌芽)のままであるかもしれないのです。

何故ならこの試合が好カードとなるには、ある枕詞が必要となるから。

それは
「ブルックのコンディションが万全なら」。

ウェルター級を獲得してからブルックは常に減量苦を抱えています。
試合を通してのパフォーマンスは常に尻すぼみ。

前半は相手を圧倒するも後半は失速してきました。

それはスーパーウェルター級へ上げてからも同じです。

やっての”ケル”

「ブルックのコンディションが良ければ…」これが常にファンの、特にブルックを贔屓にしているファンの頭を悩ませている事実です。
しかし同時に「ブルックには何かやってくれそうな雰囲気がある」というのも私の憶測の域を出ませんが、ファンの共通認識だと思うんです。

それは彼の前半の強さを知っているからです。
ウェルター級離れした超人的なスピード、パワーやカウンターのタイミングに関しても抜けています。
2階級上の歴史的強打者ゴロフキンに挑み、負けはしたものの果敢に戦った闘争心も無視できません。

もし終盤まで序盤の能力を維持できれば…

淡い期待であることは間違いありません。
あり得ない仮定なのかもしれません。
しかしファンはブルックの試合の度に思うはずなんです。

「才能の全貌を見せてほしい。こんなもんじゃないはずだ。」
と。

現在の評価はクロフォードがブルックを大きく上回りますが、戦力だけ見れば大きくブルックがクロフォードに劣っているとは思えません。

・サイズ
・瞬発力
・パワー

アップセットを起こすカードは揃っています。

GGGと戦う以前の4年前なら。
間違いなくブルック有利のオッズが立った組み合わせです。

万全のブルックを圧倒してこそ

今回の試合はクロフォードにとってはほとんどメリットのない試合です。
ブルックがポーターに勝ったのは6年前。

Kell Brook vs Shawn Porter HighIights

そしてブルックはウェルター級でクロフォードと実力と人気を争っているスペンスにKO負けています。
クロフォードと1歳しか違いませんが、もう衰えたと見られている選手です。

クロフォードからすれば勝っても減量苦と加齢により衰えたブルックを倒したという評価を得られるだけで、負ければスペンス以下の烙印を押されるなのです。

リスクしかない試合を受けたクロフォードの決断は賞賛に値します。

クロフォードのとるリスクに見合うだけの試合になるのか。
一方的な試合になるのか。
はたまたブルックのアップセットか。

ブルック最終調整スパーリング

KELL BROOK SAYS TRAINING CAMP IS OVER, READY TO UPSET TERENCE CRAWFORD
kell brook going hard g sparing and working out

コメント

  1. 右利き より:

    ゴロフキンと戦ったことで、落ち目になっていったように思えるケルブルックですが、ボクシングファンなら誰しもケルブルックはよくいる年齢やマッチメイクで衰えたボクサーとは格が違うと感じますよね。もちろん減量苦やファイトスタイルなどで厳しい戦いになるのは想像できますが、この人ならクロフォードを跳ね返すかもしれないとワクワクしちゃいますね!
    僕はクロフォードファンなんですが、なぜか負けてしまったクロフォードも見てみたい気がします。なんだかまたウェルターあたりの階級が活発になりそうで(笑)

    • とぉとぅぉとぉ より:

      ブルックは負けはしましたが決して弱い選手ではありませんよね。
      今日のクロフォードの強さを見るに、スペンスや名指しされているパッキャオ陣営(本人が震えるわけはない)は震えたんじゃないですかね。

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