クロフォードは本当に強い?
自分でも余程熱心にクロフォードvsブルックのことを書いているなと感じていますが、気になるんですよね。
クロフォードとブルックの才能の全貌が。
ブルックはこれまで減量苦により才能の全貌を見せていないのではないかと書いてきましたが、才能の全貌を見せていないのはクロフォードも同じです。

クロフォードはどれほど強い?
現状はPFPにも数えられる選手でオリンピアンやメダリストをKOしていることからも強いことは間違いなさそうです。
ただ一体全体、どれほど強いのか?
全てのファンがPFPと認めるようなビッグネームへの勝利経験はありません。
しかしながらクロフォードはライト級からウェルター級と最も競争が熾烈なラインをいとも容易く潜り抜けています。
その姿を目撃しているファンのクロフォードへの期待が高まるのも無理はありません。
唯一誰もが知っているビッグネームとの対戦がない。
クロフォードの悩みの種です。
現状はPFPと評価する声もある一方で強豪中の強豪と戦っていないから、運に恵まれたからこそだとする声もあります。
ウェルター級のクロフォードは想像以上
ウェルター級に上がってからのクロフォードの強さに私は度肝を抜かれました。
パッキャオを封じ込めたホーンのニュージーランド仕込みのタックルをひらりひらりと躱し、芸術的なカウンターをこれでもかとホーンの顔面へ叩き込みノックアウト。
まるでマタドールが闘牛を痛めつけ弄ぶような完璧な試合を見せてくれました。
先に述べたようにホーンはレジェンドパッキャオの超人的なフットワークを封じ込めました。
彼は彼のタックルに自信を深めていたはずです。
そのホーンの攻撃を何事もなかったかのように身を翻して躱し、タフなホーンが動けなくなるほどのパンチを打ち込み圧倒しました。
さらに強靭なカバラウスカスやホセ・ベナビデスを相手に消極的になることなく、KOで片づけています。
3階級目、競争が熾烈になるライト級に上げてからはロマチェンコですら体格とパワーに手を焼き苦戦が続いていました。
しかしクロフォードはロマチェンコですら鬼門の3階級目、より競争が激しくなるウェルター級に達しながらその充実度を増しています。
ウェルター級に負けないだけのパワーをつけ、スピードと技術がより際立っていると感じるほどです。
クロフォードは一体どれほど強いのか。
ブルックが過去最高のコンディションであるなら、その答えは明日知ることができます。
コメント
クロフォードの本当のボクシングを見せて欲しいです。今の時点でロマやカネロよりクロフォードが上だとは思いません。しかしブルックを完封しほとんどラウンドを与えないようであればクロフォードは本物ではないかと思います。好きなボクサーだけに期待しています。クロフォードは骨格が大きくリーチが長い、彼はウェルター級です。本当にP4P
であればここでより強靱なブルックを攻略しなければならない。楽しみで仕方ありません。
クロフォードトンデモない強さでした。
おっしゃる通りPFPです。