フィリピンの閃光、ドネアの旅は続く

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ノニト・ドネアvsエマヌエル・ロドリゲス

ロドリゲス経由、井上行き

衝撃的なKOの連続でかつての軽量級シーンを席捲したドネア。
その後に続くPFPローマン・ゴンザレス、井上尚弥の道を切り開いてくれたとも言えるかもしれません。

ドネアが軽量級ボクシングの常識を破壊しつくしてくれました。
ヘビ顔負けの歴史的KOとなったモンティエル戦とシドレンコ戦。

PFPにも名を連ね、軽量級の枠を超えてあの時代にいた全ての選手の頂点に立とうとしていました。

軽量級のバトンは井上尚弥に直接託され、その役目を終えたかとも思われたドネアですが、なんとそのバトンを取り返そうと猛追してきます。

ドネアのボクシングへの情熱は最早、狂気の域にまで達しています。
既に後々にまで語り継がれる遺産は作り上げたはず。

にもかかわらずドネアは満足しないようです。

井上へのリベンジに燃えるフィリピンの閃光は井上までの道しるべを見つけました。

負ければ後退

標的となったロドリゲスはなんと1年半ぶりの試合です。
コロナの影響もありましたが、本来であればルイス・ネリと試合が行われていたはずでした。
日本のファンも注目していた試合はネリの体重超過により中止。

山中戦しかり、ネリは相手が強いとなんでもしてきます。
ネリは彼なりのロドリゲスへの敬意を表しただけだったのかもしれませんが。

ロドリゲスは卑怯者との試合を拒否し、延期ではなく試合自体が中止されました。

そんなこんなでようやく漕ぎつけたのがドネア戦。
恐らく下馬評では井上戦が比較され、ドネアの有利予想とする声が多いでしょう。

しかしロドリゲスは負けられません。
1年半も停滞している間にバンタム級は激変してしまいました。
井上はロドリゲスが苦戦したマロニーをいとも簡単に粉砕しPFPキングへ手を伸ばしています。

ロドリゲスがもしもドネアに負けてしまえば。
評価を再構築するまでに相当な期間が必要とされます。
有望選手のリトマス試験紙として起用されることは増えても、第一戦への再浮上は厳しくなるかもしれません。

加齢による衰え

ドネアが井上戦のコンディションであれば、ロドリゲス勝利への道は険しいものになります。
井上のパンチを食いながらも前進し続けたドネアをロドリゲスの体力で抑えきれるとは思えません。

WBSSのバーネット戦、ヤング戦、ドネアは一発で試合を決めています。
井上戦も一発で彼の眼窩を砕きました。
破壊力だけであればバンタム級でも屈指、もしかすると一発ならドネアが最高とさえ思えます。

しかしながらドネアに不安が無いとは言えません。
現在38歳。
この年齢で第一戦で活躍できることが驚異的、奇跡と言え、いつどこで体にがたがきてもおかしくありません。

ロドリゲスがドネアに引導を渡すのか。
はたまたロドリゲスがドネアのもう一つの遺産となってしまうのか。

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